世界の音楽ニュース– category –
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約400万円するヴァイオリンの弓、演奏中に折れる。
ボキー!! うっひょ・・・・。 みんな凍ったと思うんですよね。5月10日水曜日、イギリスのボーンマス交響楽団のコンサート。指揮者はキリル・カラヴィッツで、ヴァイオリニストはステファン・ジャッキーウだ(Stefan Jackiw、ジャッキー、ジャッキーヴと... -
イングリット・ヘブラー死す。93歳
また一人、偉大なピアニストが亡くなりました。モーツァルト弾きとして名を馳せたイングリット・ヘブラー、93歳。亡くなったのはおとといの日曜。あと1月ほどで94歳でした。 Die Pianistin Ingrid Haebler ist gestorben - Salzburger Nachrichtenhttps://... -
音のトラブル、西東。
ロンドンで音が引き起こした近隣とのトラブルによってアパートを引き払わざるを得なかった女性の話がニュースになっているのを目にしました。永遠のテーマ、難題ですか。 ‘I felt so betrayed’: classical musician forced out of London flat after noise... -
これからは、富裕層対象の超豪華パーティが激熱?
何というか、こう、海外からのオーケストラをありがたがって聴くのももちろんいいんですけれど、地元のコミュニティというのでしょうか、そういうものも大事にして、内輪から盛り上がって行く、というのもとてもいいような気がしています。 言うは易く行う... -
バレンボイムのピアノ・リサイタルの代役は・・・3名
巨匠が出てくるはずのコンサートのチケットをあなたは持っていた。実際に会場に足を運んだら巨匠は体調不良でキャンセル、代わりに3名の若者が出てきたら・・・・・・。あなたならどうします?もちろん希望するならチケットのキャンセル(返金)は可能だ。キャン... -
コンセルトヘボウ管のコントラバス、ぶっ壊れる
コンセルトヘボウのコントラバスがぶっ壊れたらしいんですよ。 えっっっっっっ。まじか。マジです。 それにしてもコンセルトヘボウとは慣れぬ語感、と思ったあなたは正しい。これは「コンサートホール」という意味のオランダ語です。ギョーカイの人とかマ... -
ヴァン・クライバーン国際優勝者のイム・ユンチャンの生き様
ヴァン・クライバーン国際優勝者、というタイトルが諸刃の剣であることはその昔、中村紘子さんが著書で書いておられたのでした。結局のところヴァン・クライバーン国際の優勝者で国際的な大スターに有名になったのは、ラドゥ・ルプーだけやろ(しかもクラ... -
「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」創立者の死
ベルリン・フィルのチェリストを長く務め、ベルリン・フィルのメンバーで構成される室内アンサンブル「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」の創設者でもあったルドルフ・ヴァインスハイマーさんが先月、すなわち2023年4月11日に91歳でお亡くなりになっ... -
スマホとクラシック音楽コンサート問題を考える。完璧な対処法はあるか?
クラシック音楽のコンサートは静かです。客席はずっと静か、そして音楽も(うるさいときもありますが)静かな時間が長めです。ロックやポップスなどとは比較になりません。基本は生音だし、静かな音で進行する瞬間がまたクラシック音楽の醍醐味でもあり、... -
音楽界の藤井聡太。ヨーロッパを席巻する2000年生まれのフィンランドのスーパースターは早くも回想録の準備を始める
去る者がいればやってくる者がいる。時代は回っていくのだというお話です。 音楽は将棋のように勝ち負けがないだけに、なにがよくてなにがよくないのかというところが見えにくいんですよね。特に指揮者は自分で音を出さないし、指揮者がダメダメだった場合... -
99歳、20世紀を代表するピアノの巨星にして伝説の音楽家メナヘム・プレスラーが昨日、ロンドンの自宅で静かに息を引き取る。
メナヘム・プレスラー没す。1923年12月12日-2023年5月6日。 なんと悲しい日。 世界屈指の音楽家の一人メナヘム・プレスラーが昨日、すなわち2023年5月6日土曜日にロンドンの自宅で息を引き取ったそうです。99歳。ボザール・トリオの創設者としての超絶的な... -
今夜の戴冠式で指揮するクラシック音楽の指揮者は誰で、演奏される音楽はどういう作品なのかを誰にでも判るように超簡潔に紹介します。
みなさんは楽しいことはお好きですか。私は大好物です。 もう待ちきれないぜ!早くこんや7時になんねーかな!・・・・・・と思っている。 なんつって書くと言い過ぎっすか。しかし今夜7時からは西欧諸国にとって歴史的に重要な瞬間であり、世界史の教科書にさっ...