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ラフマニノフの《交響的舞曲》の新たにアレンジされたピアノ独奏版がめちゃくちゃいけている件
ラフマニノフの《交響的舞曲》と言えば、ロシア革命を嫌ってアメリカに行ってしまったラフマニノフがアメリカで完成させたごくわずかな作品のうちの一つで、というか完成させたいっとう最後の作品で、ほんで大傑作であります。 ・・・・・・と、言われているわけ... -
ハレ管が20年かけて作成したアーカイブをオンラインに掲載。とりあえず1858年から1990年まで分。
20年かかったらしいんです。むちゃくちゃかかってるな。 アーカイヴを作成するというのはものすごく時間がかかるし、控えめに言ってかなり面倒な作業であることは間違いないのです。やらないかんよなリストには入っているが、常に「時間が出来たら」状態で... -
シェーンベルク生誕150年、弦楽四重奏曲全曲演奏会+浄夜演奏会(東京・上野)について
年末にも宣伝をしてますが、もう一回このタイミングで宣伝します。 全曲演奏会が大好きです。なぜかはわかりません。多分ですけど、なんかこう、達成感があるからですかね。私の息子ちゃんたちがせっせと苦悶を、いえ、くもんをやっているのは、きっとそれ... -
エコノミークラス29万!!プレミアムエコノミー68万円!!
なあ、困った事だよなあ、と思っていますね。 ヨーロッパから東京までのプレミアムエコノミーって、イメージ的に30万円ぐらいで、場合によっては20万円台で取れた、そんな時代もありました。ってかそれが通常運転でしたよね。そういうイメージだったんです... -
4名の指揮者の新アポイントメント
この数日、続々と音楽監督や首席指揮者が発売、じゃなくて発表されておもしろいなと思ったという話です。重なったのは全くの偶然、たまたまだと思うんですが、続々と、という感じが気持ちいいなって。 トーマス・ヘンゲルブロックはパリ室内管弦楽団の音楽... -
マイケル・ティルソン・トーマス、間もなくサンフランシスコ交響楽団との最後の定期演奏会
マイケル・ティルソン・トーマスが定期演奏会に出席するのはこれが最後、というアナウンスのもと、ただいまマーラーの5番、3公演に出演中のマイケル・ティルソン・トーマス。当然のごとく超満員で、昨日、おとといと素晴らしい演奏会になったようです。今... -
メトロポリタン歌劇場の危機
危機感は常に持ち続けないといけません。立ち止まってしまうとすぐにそこから落下していくのです。登って行くのは大変だが落ちるときは一瞬、とはよくいう話です。 メトロポリタン歌劇場はどうでしょうか。観客の動員数は昨シーズンから10%増えて73%にまで... -
ミラノ・スカラ座の新ソロ・オーボエ奏者は21歳
若い。本当に若い。 ミラノ・スカラ座の新オーボエ首席としてポルトガル出身の21歳、ペドロ・ペレイラ・デ・サが就任することになったそうです。 21歳で世界最高のオペラハウスの首席奏者になるとかどういうこと。たぶんですけど、もの凄くうまいか、すご... -
準メルクル、インディアナポリス交響楽団の音楽監督に
準メルクルがアメリカのインディアナポリス交響楽団の音楽監督に、今年9月から就任することになりました。5年契約なので29年まで。インディアナポリスでは2021年から芸術顧問でしたので、そこからより重めの責任を果たすということになりますね。なおイン... -
メータ87歳、ミュンヘン市から名誉金メダルを受ける
あさってですね。26日。ズービン・メータがミュンヘン市より生涯の功績をたたえてゴールデン・メダル・オブ・オナーを与えられることになったそうです。イザールフィルで無料のコンサートが行われ、ラハフ・シャニとともに指揮台に立つとあります。とはい... -
イゴール・レヴィットがウィグモアホール・メダルを最年少で受賞
イゴール・レヴィットはけっこうもう長い間ヨーロッパの第一線で活躍しているイメージがあるんですが、じつはまだ36歳と、とっても若いんだぜ。驚きだね。 IGOR LEVIT BECOMES YOUNGEST RECIPIENT OF THE WIGMORE HALL MEDAL - Classical Music なんかこう... -
クシシュトフ・ウルバンスキ、ワルシャワ・フィルの音楽監督に
東京交響楽団でもおなじみ、ウルバンスキがポーランドを代表するオーケストラであり、あのショパン・コンクールでファイナリストのため12回もショパンのピアノ協奏曲を演奏する!ことでも知られるワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に。ア...