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シュターツカペレ・ベルリンの首席チューバ奏者トーマス・ケラー死去、49歳
シュターツカペレ・ベルリンは、私が起業したばかりのころ(いまも一人で全部やってるんで起業とか書くのも恥ずかしいですが)、お声がけをいただきまして、日本ツアーのお手伝いをさせて頂いたオーケストラですので、個人的な思い出があります。 ティーレ... -
ズービン・メータ、11-12月のイスラエル・フィル《アイーダ》をキャンセル。代役はイタリアの俊英。
ズービン・メータはロサンゼルスに住んでいるんでしたっけ?確かアメリカが拠点だったような。間違っていたらすいません。アメリカからイスラエルはかなり遠いですよね。ロサンゼルスからテルアビブは直行便でも14時間近くかかるようなので、これは日本か... -
バレンボイム、椅子なしで立ってベルリン・フィルを指揮
わざわざ椅子なしで、と書く事に何の意味があるのか、と思われるでしょう。 意味がないわけではないのです。椅子が指揮者のために用意されているということは、恒例の指揮者の場合、とく最近ではよくあることです。そうないことだけれども、まあないわけで... -
シアトル室内楽協会が購入したコンサートトラックとはなんなのか
コンサートトラック、なんという甘い響き。 トラックがコンサートをするんけ?するんです。どういうことかっていうと、トラックがウィーンと開くと、室内楽が出来るようになっているんです。実際の映像は公式サイトへ。このトラックをシアトル室内楽協会が... -
アンブロネ音楽祭訪問記
先週はアンブロネ音楽祭に行ってきました。アンスティチュ・フランセが主催する「フレンチ・アーリー・ミュージック・フォーカス」というイベントにご招待いただいたのです。 アンブロネってなんなの。地名です。どこなの。フランスです。フランスのどこな... -
ヤメン・サーディとライナー・キュッヒル、ウィーンで出会う。
弊社が2023年より日本でのマネージメントを担当させて頂いているヴァイオリニスト、ヤメン・サーディは先月9月22日付けでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任しました。それについては以下お知らせした通りですが、 https... -
ショパン国際コンクール、あさってスタート。演奏順は「T」から
ショパン国際コンクールがいよいよ始まりますね。ポーランドのワルシャワで。85人のピアニストが集結し、ドドーン!とショパンを演奏する。ショパンだけを演奏する。一人の作曲家だけを演奏する、一人の作曲家だけで成立するというという特異なコンクール... -
ウィーン・フィルに新コンサートマスターが爆誕(ヤメン・サーディが3年の試用期間を経て正式就任)。韓国人初のメンバーも誕生
ウィーン・フィルが静かにインスタとフェイスブックで昨日発表しましたが、ウィーン・フィルに新しいコンサートマスターを含む、6名の正式メンバーがメリメリと音を立てて誕生しました!!(静かなんかうるさんかどっちや)。タレコミ情報によると9月22日で... -
ブルガリアで高齢女性が開演前に客席で亡くなりオペラが中止に
これはなかなかセンシティブな話題だぞと思いながら読んでいました。音楽ファンとして、コンサートの裏側にいる人間として、あるいは主催者として、考えてしまいました。 ある高齢の女性が、ブルガリアの首都にあるソフィア歌劇場にやってきて、気分が悪い... -
ジョルディ・サヴァール、イスラエル政府を非難する声明文を仏ル・モンド紙に寄稿
フランス南部、リヨンとジュネーヴの間に位置する非常に小さな街、というか村?アンブロネというところに私はいま居りまして、今夜までアンブロネ音楽祭という古楽専門のフェスティバルを訪れています。世界中から集まった古楽の関係者と毎日会って、貴重... -
ヴェネツィアの名門、フェニーチェ劇場の新音楽監督就任取り消しを求めオーケストラが無期限ストライキを発動
フェニーチェ、という言葉の甘美さよ、と思うのは実になんというか、うむ、なんなの?はてな?というのが一般的な感じですが、水の都ヴェネツィアにあるオペラハウスのことで、ミラノにあるスカラ座とか、ナポリのサンカルロ劇場とか、ローマ歌劇場とかそ... -
ルネ・マルタンを巡る疑惑、フランスでニュースに
ルネ・マルタンというとフォル・ジュルネ、フォル・ジュルネというとルネ・マルタン。あるいはラ・ロック・ダンテロンというピアノに特化したフランスの音楽祭。日本でも毎年ドカーン!と行われている5月の音楽祭、その、まさに「顔」。 いま75歳と知って...