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映画『ピアノフォルテ』試写会に行ってきました:オススメ度★★★★★★(5段階評価で6点)
9月2日、都内で行われた映画『ピアノフォルテ』の試写会に、ありがたくもお招きいただき行ってまいりました。2021年にワルシャワで開催された第18回ショパン国際コンクールのドキュメンタリーです。なんでこのタイミングで日本で公開されんのというと、そ... -
カナダのバンフ国際、ポイエーシス四重奏団が優勝
カナダのバンフ、というと、クラシック音楽的には弦楽四重奏のためのコンクール一択です。一択ですというのはちょっと言いすぎかもしれませんけれど、日本のクラシックのオタクどもが「バンフで」とか「バンフが」とかいうと、ほぼ確実に、そう、およそ99.... -
エサ=ペッカ・サロネンがパリ管の首席指揮者およびロサンゼルス・フィルのクリエイティヴ・ディレクターに就任
サロネンはどこへ行くのか。ここ数日はパリ管の指揮者になるんじゃね?という話が飛び交っていたのですが(飛び交うと言うほどではないかもしれませんけれど、気持ち的になんとなく)、どうやらそれが正しく、パリ管の首席指揮者になることが発表されまし... -
バレンボイムがメータの代役に
今週日曜日、ダニエル・バレンボイムがズービン・メータの代役に立つというニュース。老老介護、といったシニカルなコメントも飛んでいますが、老マエストロが老マエストロの代役に立つというのもまた一興ではありませんか。え、一興なんて言葉は死語です... -
オーケストラ音楽の録音への関心が高まっている(ロイヤル・フィルによる調査)
ロイヤル・フィルは定期的にこういう調査をして、定期的に発表をしているというのは偉いなあ~、とぼんやりと思っていましたが、これって、はっ!もしかして!だれもやらないことをやっている、という戦略か!ストラテジーか!私が人知れず、早朝にジョギ... -
パリ管弦楽団に新コンサートマスター就任へ。サラ・ネムタヌ。
来年1月1日からパリ管弦楽団に新コンサートマスターが就任します。サラ・ネムタヌ、ルーマニア生まれ。父はヴィオリニストでボルドー・アテキーヌ国立管のコンサートマスター、妹もヴァイオリニストでパリ室内管弦楽団首席ヴァイオリンを務めております。... -
ロディオン・シチェドリン死去、92歳
ロシアの大物作曲家ロディオン・シチェドリンが亡くなりました。ソ連崩壊後に居住したミュンヘンの病院で。92歳(1932年12月うまれ)。モスクワで音楽一家のもとに生まれた。20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人であり、バレリーナのマイヤ・プリセ... -
ベルリン・フィルで36年演奏したチェロ奏者が引退
七不思議という言葉があります。今時はあまり使わないかもしれませんね?でも、おととい、娘ちゃんが「透明人間は午前中は来ない」と真剣に発言した、その様子が実に愛おしく、カワイイ!と思ったのであった。七不思議はいまや正義ではないかもしれないが... -
集まれ若い合唱指揮者!ザ・シックシティーンを振れる超貴重なチャンス!9月3日(水)17時募集締め切り。
今年の11月、弊社ではイギリスより世界屈指の合唱団の一つ、ザ・シックシティーンを招聘いたします。合唱界では知らぬ物はいない、知らない人はモグリ、名指揮者ハリー・クリストファーズが1979年に創設し、いまなお世界の檜舞台に立ち続ける名団体中の名... -
訃報:クルト=ハンス・ゲーディゲ(ロンドン交響楽団首席ティンパニ奏者)
1935年うまれ。ロンドン交響楽団で1964年から2000年まで首席ティンパニ奏者を務めたクルト=ハンス・ゲーディゲさんがお亡くなりになりました。ロンドン交響楽団ではケルテス、プレヴィン、アバド、デイヴィス、ブーレーズ、バーンスタインなどと共演した... -
レオニー・ソニング音楽賞2026はキリル・ペトレンコの受賞が決定
レオニー・ソニング音楽賞はデンマークの高額な音楽賞で、賞金は100万クローネ(今のレートで2300万円ぐらい)というものです。来年の受賞者が決定しました。キリル・ペトレンコ。 高額な宝くじは大好きですか。高額な賞金は大好きです。なんかこっちまで... -
生まれて初めて中国に行ってきたよ その2
ダメダメな私は北京と上海の位置関係も判っていませんでしたが、今回こうして、旅をすることでどういう位置関係なのかが判りました。旅をすることの楽しみの一つですね。その地域への解像度が上がる。人間の脳という記憶装置のおかげだ。 ぼやっと「上海っ...