過去1年間でマーラー《復活》の新録音は9種類(英ガーディアン紙)

イギリスのガーディアン紙のニュースによりますが、今年(過去12ヶ月という表記も混在しております)はマーラーの交響曲第2番《復活》の新録音がなんと9種類にのぼっているそうです。しかもすべてライブ録音。それはすごいな。しかし記事中にはその完全なリストがなく、チャッピー先生に聞いたところ、以下8種類ではとのことでした(ChatGPTは間違えることがあります。重要な情報は確認してください)

サイモン・ラトル/バイエルン放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
エサ=ペッカ・サロネン/サンフランシスコ交響楽団
クリスティアン・マチェラル/フランス国立管弦楽団
マルクス・ポシュナー/バーゼル交響楽団
アンドリス・ネルソンス/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カーチュン・ウォン/ハレ管弦楽団
ドナルド・ラニクルズ/BBCスコティッシュ交響楽団

8なのか9なのか。私などよりもずっと遙かにマーラーに造詣が深い先輩諸氏におられては特定が可能なのだと思いますけれど、それにしても8種類か9種類ってめっちゃ多いですね。なんで復活なんですか。

近年、オーケストラでレアな同じレパートリーが被って苦笑いみたいなケース、時々起こっておりますけれど、復活を録音したかったという気持ちもそれと似たような現象でしょうか。事前に共有してこういう事態は避けるべきというお声もありますけれど、こういうのは、ポーカーで持ちカードを見せっこするようなものというか、お互いに情報を共有してやれるものではありませんので、出たとこ勝負なところもあります。人は同じようなことを考えがちということでもあるのかもしれません。

しかしマーラー復活はApple Music Classicalで検索すると222種類、Presto Musicでは260種類ヒットするということなので、そんなに復活を聴きまくる人がおられるからこそだと思うのですが・・・とここまで書いてそういえばと再び思い出すのが、カプランという「復活専門」の指揮者のことですね。極めて稀なケース。復活以外に、この曲専門ですという非職業指揮者はいなかったのではないか(5番のアダージェットを録音していることはまあ擱いておくとして)。それほどまでに復活は人を魅了するということでしょう。大オーケストラに合唱団、歌のソリストも2名いますし、ガンガン盛り上がりますし、痛快なことこの上ない。

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