16時間かけてバッハのオルガン全曲を一日で演奏するプロジェクト

16時間かけてバッハのオルガン作品全部を1日でやります!というとんでも企画が、オーストラリアで明日開催!しかもこれ、演奏するオルガニストにとって3回目の挑戦ということで、2回すでにやったのか!驚きである。チャレンジャーは、オーストラリア出身んんn・・・カルヴィン・ボウマン54歳ぃいいい!!!

このコンサートを紹介するガーディアン紙を見ますと、全部を終えた後は、ほとんど動けないほど疲労困憊する、回復には1週間がかかる。と本人がコメントしていて、そらそうだろうなあという気持ちと、そこまでしてやらないといけない意味ある?という気持ちと、それが人間というものか!などといった気持ちがないまぜになります。マッサージ師も待機してるよ。

人はなぜ山に登るのか。そこに山があるからである。

人はなぜ全曲演奏をするのか。そこに全曲があるからである。

すごいことだ。

バッハの作品は膨大な数にのぼります。BWVというやつを使って、どの曲かを特定するのです。BWVというのはBach-Werke-Verzeichnis、「バッハ作品目録」とかいう意味で、1からスタートして1000を超えます。なんどか整理や追加がなされ、いまは1179まであります。作品番号というと、数字が小さいほど若い時の作品というイメージもありますが、バッハのBWVはそういうものではありません。まず大ジャンル別にまとめられていて、その中にさらに小ジャンルがある、というような感じ。たとえば1001から1040は室内楽で、1001-1006までは無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ、1030-1035まではフルート・ソナタ、とかそういう感じです。オルガン曲はBWV 525〜771あたりが中心。さらにその後発見されたBWV 1090番台の作品や、つい最近バッハ作品と認定されたBWV 1178、1179なんかもあります。今回、それもぜんぶやるの?

当日演奏する曲はこのページのなかにPDFで置かれていて、あれあれ?いわゆる完璧な?完全演奏ではないのかな?とも思いましたけれど、コンプリート、と書かれているということはなんらかの意図があって曲が選ばれているのでしょう。

なんにせよ16時間というのは尋常ではなく、あさ6時スタート、終演22時、というのはこれ、本当に企画する方も、ご来場者も、耐久レース。なお、聴衆は出入り自由、つまり、好きなときに来て好きなときに出て良い。しかも無料イベントだ!!えーっ!!?

無事の登頂(とご帰還)を祈る!

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