アメリカのカーティス音楽院が無料である、ということは詳しい方には知られた話かもしれません。その分入るのはめっちゃ大変、狭き門、ということなのですが、ニューヨークにあるジュリアード音楽院も、全面無料化を目指しキャンペーンを開催しています。Vogueにそのような記事が出ていて、調べたところジュリアード音楽院の授業料、高いですね。めちゃくちゃ高いですね。年間57000ドルぐらいとあって、本日のレートでおよそ880万円。これをほいっと毎年出せるご家庭はありますでしょうか。たぶんなかなかない。
寮に入るともっと高くて、様々な費用を足していくと9万を超えてくる(91946ドル)とあり、1400万円を超えます。アメリカの物価はめちゃくちゃ高いとはいいますけれど、一年に1400万円をこどものために出せるか。出せない、という方がほとんどかと思います。
そこで、奨学金というものがあるわけですね。お金が厳しい家庭も、奨学金ゲッツを目指しつつ頑張ろうぜ、ということになります。
だが奨学金がもらえない人たちはどうなる。諦める。それはよくない、ということでキャンペーン。すでに40%の学生が授業料全額免除になっているそうです。ジュリアードは、カーティスよりも規模が大きく、800人を超える学生が在籍しているとのことなので(カーティスは200人未満)、この全員を無料にするのはものすごく大変なことですが、それを推し進めていて、徐々にその数字が上がっているようなのはすごいことですね。寄付文化のなせるわざか!とか思いますけれど、とてつもない額の寄付が必要なわけで、さらには継続的な寄付が必要なので、その努力の大変さたるやすごいことだと思います。
なので、若くてジュリアードを目指したい方は、今後の動きに要注目ですね。気をつけたいのは、上にも書きましたがいま無償化が目指されているのは授業料の部分のみであって(将来的にはどうかわかりませんけれど)、寮費は別ということ。寮に入るとなると食費込みで25000ドルかかる。うむ。
・・・高い!!
どの分野でも、極めようと思うとものすごくお金がかかると言いますけれど、リターンがあると思えば頑張れる!だが本当にリターンがある人は限られる。厳しい現実と理想との狭間で多くの人が苦悩し、断念することもあるのです。


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