ネルソンスはいま、ボストン交響楽団のガタガタでいろいろ心労も多いかと思います。ヨーロッパのいくつかのオーケストラがネルソンスへの連帯を表明していて、結局のところクラシック音楽というのはヨーロッパが発祥の文化であり歴史でありますし、アメリカがどうあれ、オーセンティック側の我々は連帯してネルソンス(ラトビア人なのでヨーロッパ大陸の人ですね)を応援するぞ!ということだと思うのです。
ウィーン・フィルも、どのタイミングかはともかくいずれ名誉会員になったかもしれないネルソンスを、このタイミングで名誉会員としてお迎えするというのは、わりと政治的な意味合いというか、いわゆるポジショントーク的な部分もなきにしもあらずと言ったところかと思いますけれど、それにしても、こうしてネルソンスを盛り立てて行こうぜ!という動きは素晴らしいことではないかなと思います。
なぜそう思うかというと、これまでの名誉会員は、AIに聞いたところ指揮者ではフルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタイン、ショルティ、マゼール、ブーレーズ、アバド、アーノンクール、メータ、ムーティ、小澤、ヤンソンス、ハイティンク、ウェルザー=メスト、ティーレマン、これだけのようで(AIは平然とうそをつくので本当はもっとたくさんかもしれませんけれど)、ほとんどいない。40代はいない。そこにいきなり47歳のネルソンスの名前が出るのは、そういうことやぞ、とうっかりそう早合点したくもなるというもの。
いずれにせよ、ネルソンスがウィーン・フィルという団体から非常に高く評価されているということだけは間違いがないでしょう。
2019年にはベートーヴェンの交響曲全集を録音し、2026年にはマーラーの交響響曲全集もリリースされる。マーラーというのはウィーン・フィルにとって切っても切れない関係の作曲家ですから、マーラーをこの人と録音しようぜということになっている、という段階で、そういうことやぞ(本日2回目)、という風に理解してよいかと思います。
ダニエル・フロシャウアー「私たちは長年にわたり、アンドリス・ネルソンスと深い芸術的パートナーシップを築いてきました。彼は近年、オーケストラと特に密接な関係を築いている指揮者の一人です。」
そういうことやぞ(3回目)。
さあ我々もネルソンスを応援して行こうぜ!


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