ユジャ・ワン「初見は得意だが暗譜は不得意」

ユジャ・ワンとエマニュエル・アックスがおしゃべりをしていて、アメリカのラジオ番組で、ポッドキャストで聞けるようになっていて、さらには時間のないあなたのため、また英語が苦手な私たちのため、文字の書きおこしまでしてくれている!

なんとありがてえ世の中ではないですか。ユジャ・ワンとアックスの、おそらくニューヨークで喋っていた生トークを世界中で、オンラインで眺める事ができるのだから。それにしてもユジャ・ワンという特異なピアニストは無視できないほど巨大な存在ですね。「ユジャ・ワンのつくりかた」みたいなレシピがあればみんなこぞって群がっていくのではないか。

そのヒントとなるような会話だったので、ほーとかへーとか思いながら(実際に口に出しているわけではないのでその点はお間違えのないよう。いや、ときどき独り言を大声で町中で言ってしまってから顔を赤らめるというようなこともあるわけだけれどな!!)聞きました。

トップピアニスト同士のトークだからかご本人もガードが下がっていて、リラックスして楽しくしゃべっている感じがしていいですなあ。音声で聞くと40分かかるところ、テキストで読めばもっと短くて済む、もちろん文字からはニュアンスなどはわからないわけだが、タイパですなタイパ。時間に追われるあなたは文章で接せられたほうがよろしいかもしれなくてよ。ただしchatGPTは全文をどうやったって訳してくれないので(途中で省略されてしまう。課金してないからですか?)、googleに訳してもらうのがおすすめ。

おもしろい!と思う箇所は人によって変わってくると思うのでぜひちゃんと最初から最後までお読みに(お聴きに)なることをおすすめします。初見は得意だが暗譜は苦手っていうのは面白いですね。どれだけ初見が得意かというと、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第1番を初見で伴奏したというぐらいすごいらしいです。やばいっていう言葉をどれだけ連続して書いても書けないレベル。ほんでどれぐらい暗譜が苦手かというと、20歳までに勉強した曲はいつでもどこでも弾けるらしいです。全然苦手っていわんやろ。レベルが高すぎてわけがわかりません。

アンコールをしすぎると文句を言われ、アンコールをしないと文句を言われる、とも言っていて、あらゆる人に満足してもらうことの難しさが良くわかりますね。だから自分の信じる道を進むより無いのだ。

ユジャ・ワンのような天才ではない我々凡人にとっても学ぶべきヒントがたくさんちりばめられている素晴らしいポッドキャストなのですべての人におすすめ。

村上春樹大好きとかもおもしろいっすね!

コメント

コメントする