ユン・ゼン、ベルリン・フィル首席ホルンの試用期間を突破。

おめでとうおめでとう。なんど言ってもいいと思うんですよ。おめでとうございます、いやおめでとう。

中国出身のユン・ゼンがベルリン・フィルの首席ホルンに就任したというニュースが電撃のように駆け巡ったのはおよそ1年半前。だがそれはいわゆる試用期間、そう、お試しっちゅうやつで、トライアルって言えばいいの?ともかく、やってみたけどあかんかったわ、という場合はバイバイ可能(オケ側に権利がある)、という状態だったのです。入ったけどあかんかった、というケース、ときどきあって、最近ではフルートであかんかった、がものすごいうっそお!ということもなったわけですが。

しかしユン・ゼンはこのたび晴れて投票にパスして、首席ホルン奏者のパーマネントな地位を確実にしたということです。やったね!たぶんお給金もあがるよドンと。やったね!簡単なプロフィールとかは、こないだの投稿のところに書いておいたから気になる方はもう一回読みに行ってきて↓。書いた自分もすっかり忘れていて、ふんふん、と思いながら読みました。

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いやー、しかし、化け物・・・・・・っていう表現は今はコンプラ的にまずいのかな?、化け物というか、とんでもないモンスター(横文字にしただけか!)がズラッと揃うベルリン・フィルの金管部門であります。そこになんとですよ、アジア人がポンと入った。これは実にすごいことです。歴史が変わりました。

アジア人が首席ホルンになったケースはいままでなかった、と、コメント欄で教えていただきましたが、いよいよ試用期間が終わった。実にめでてえ!こんな朗報があっていいのだろうか。俺たちのゴッド、シュテファン・ドール(※ベルリン・フィル首席ホルン奏者です)も焼酎持って乾杯してくれるよねきっと。

これで故郷に錦を飾ることが出来る。英才教育を施したお父様もさぞお慶びであろう。なにより、ご本人がもっとも嬉しいであろう。

ブラバンで頑張る若い日本の子たちにも大いに励みとインスピレーションを与えてくれる存在でありましょう。さあこれからその魔法の唇でバンバンいい演奏を聴かせてくれよ!!みんなで応援して、ますますベルリン・フィルやクラシック音楽界隈を盛り上げていこうぞ。

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