コンクールはゴールではなくスタートです。コンクールを境に、燃え尽きたぜ、、、、となると残念なのですが、そういう人も少なくはないです。コンクールに優勝した時点あるいはその後しばらくがその人のピーク、となってしまうこともあり、なかなか難しい。扉が開いて、新しい地平が見えてくるわけだが、その地平を前進していけるか、あるいは歩き始めたと思ったら地面がなくてポシャッと落ちてしまうか・・・。
2019年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝したカントロフは、すぐさま強烈なバーン!バーン!という何かはなかったかもしれない。27歳になり、見えてくるのは着実に歩んでいる姿です。変わらないこと。変わらず一歩一歩進んでいくこと、その尊さが垣間見られるインタビューでした。
昨日飲み会とその直前のお打合せの設定をしていて、ChatGPTで飲み会会場の手前にあるカフェを検索していた人がいて、時代は変わっているな!!と実感しました。私もChatGPTを使わんければならぬ。
カントロフは16歳の時からからわず、同じマネージャーだし、コンクールと優勝してもメジャーレーベルと契約せず、スウェーデンのBISに留まり続けている。どえりゃーコンクールで優勝すると、人はどうしても煌びやかな何かを求めたくなるというものですが、しかしこうして我が道を行く姿は非常に好感が持てる。
「私は変化があまり好きではない。人生における不必要な変化も好きではない」。
J.S.バッハを演奏することに抵抗を感じる、という謙虚さも素晴らしいことだ。「今の私には(バッハ演奏に必要な)頭と心の完全なバランスが欠けている」
このほかいろいろととてもとても興味深いので、ぜひChatGPTとかに訳してもらって読むことをオススメ。インタビュー中に挟まれるお写真の数々もバチバチクールだ!インスピレーション大爆発!!
さあさっそくスポティファイしようぜ!!
コメント