2022年11月– date –
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指揮者もiPadを使うべきなのか。
とても気の毒な事件が起こったと言わざるをえません。盗まれてしまうとは。 11月5日に自動車を盗まれたのは、指揮者であった。ボストン・フィルの気の毒な指揮者の車はその後発見された。ただし、書き込みいっぱいの貴重な楽譜3冊が車からなくなっていた・... -
トゥガン・ソヒエフがトゥールーズ・キャピトル管を再び指揮
昨年3月、戦争がはじまってすぐにトゥガン・ソヒエフはトゥールーズ・キャピトル管の音楽監督を辞任しました。この辞任が大きく話題になったのは、同時にモスクワのボリショイ劇場も辞任したから。 音楽家にどちらの側に立つか圧力をかけることを余儀なく... -
ウィーン少女合唱団、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートに出演
ウィーン少年少女合唱団だと勘違いなさって方も多いのですが、ウィーン少年合唱団です。少年しか入団できません。 伝統と信頼の積み重ね、ウィーン少年合唱団にはシューベルトも在籍していたし、ハイドンも時々歌ってたことがあるとかいいますけれど、どれ... -
ミラノ・スカラ座はボリス・ゴドゥノフを上演する
12月2日にムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》で2022/23シーズンの幕を開ける予定のミラノ・スカラ座に対しウクライナ領事館が「プーチンのロシアは自らの偉大さや主張に重みを持たせるべく文化を利用している」との理由とともに中止を求める書簡を送... -
エリーナ・ガランチャがハチの賞「BEEグッド賞」を受賞
いつもだいたいこのブログは午前中に更新されていて、更新は一日に一回。という事をご存じの方は大変な私マニアと言えましょう。ありがとうございます、と申し上げたいので、どういたしまして、と返してください。ありがとう。 なぜ朝に更新をするのかとい... -
あさってバレンボイムは80歳
11月11日は鮭の日です。十一十一と書くからです。11月11日はポッキーの日です。1が並ぶからです。11月11日は・・・・しつこいわ!! では11月15日は何の日かというと、ダニエル・バレンボイムの誕生日なんですよ。神経系のご病気で現在活動を停止中、日本... -
イングリッシュ・ナショナル・オペラを救え!
イングリッシュ・ナショナル・オペラ(以下ENO)への助成金が大幅にというか、全額カットという話がありましたが、これが炎上しているというか、わりかし問題視されていて「マンチェスターに移転すれば半分弱は残しますよ」というアーツ・カウンシルの提案に... -
ヴァイオリンをタイムカプセルとして使う
クラシック音楽の楽器のうち長持ちするものはなんでしょう。ピアノもわりと長持ちしますが、ヴァイオリンはもう少し長く生き延びる楽器ですね。たとえばアンドレア・アマティの楽器とか1500年代半ばものが残っていたりしますね。 それがつまり何を意味する... -
ロイヤル・オペラで12歳の少年にブーイング
昨日、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで、ヘンデル《アルチーナ》上演中に事故。12歳の少年がアリアを歌っている最中に客席からブーイング。 rubbish!「ゴミ」と叫んだ男性がいた模様。しかも周囲の制止を振り切って何度も。叫んだ男性はロイヤル・オ... -
ドイツのベートーヴェン・リング賞2022の受賞者はユリア・ハーゲン
そういえば先月、ハーゲン親子のコンサートを銀座で聴いてきました。親子で同じチェロのソリストとして活動して、同じ舞台に立つというのは、親として最高の気分であろうなと思いながら座っていました。涙が出ちゃう。 そしてこのたび、娘様の方であられま... -
18分の1サイズで出来たヴァイオリン工房
手の器用な人のことを尊敬します、心の底から。私という有機体は極めて雑に出来ているため、細かな手作業が昔から不得意でした。なんなら絵も苦手。図工、絵画、ダメでした。しかし細かさの代わりにパワーがあるわけでもなく、どっちつかずというか、力も... -
マリア・カラス博物館がアテネ中心部に爆誕へ
伝説のオペラ歌手であり、ディーヴァ。マリア・カラスは今年没後45年であるということを、私は一瞬の躊躇もなく言うことが出来ます。なぜか。 私の年齢と同じだからです。 げぇっ!!と思ったあなたは横山光輝の三国志の読み過ぎ、ではなくて、私よりもだ...