ピアノ– tag –
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先日来日したイタリアの若きピアニスト、フィリッポ・ゴリーニがフランコ・ブイトーニ賞を受賞
ビバ・イターリア! 私が10年ほど前にミラノ発パリ行きの飛行機に乗った時、やたらと客室乗務員のおっちゃんのノリが良くて、ぺちゃくちゃ喋りまくった挙げ句に発した一言である。私は思わず吹き出してしまった。 なんという直球勝負。そこがイタリアの良... -
ダニール・トリフォノフ、ビザが取得できずロンドン公演2公演がキャンセル
問:ダニール・トリフォノフが今週イギリスに入国できず、今夜に予定されていたロンドン・フィルとのコンサートおよびあさってのウィグモアホール公演ができなかった理由は何か。答:ビザが出なかったから。 オーマイガッ!!(言い換えの例:モンデュー!... -
朗報:マルタ・アルゲリッチ、復帰
嬉しいですね。喜ばしいですね。わたしまけましたわ。 心臓の不安でしばらくコンサートから遠ざかっていたアルゲリッチが、今夜ついに戻ってくると言うことだそうです。今夜、KKLで、といえばマニアのみんなはどこのことかわかるよね。そう(そう?)、ス... -
【訃報】ガブリエル・タッキーノ、エフゲニー・モギレフスキー
二人の著名ピアニストの死を知りました。一人は、プーランクに直接指導を受けたフランスのピアニスト、ガブリエル・タッキーノ、88歳。そしてもう一人が、1964年のエリザベート国際コンクール優勝者だったエフゲニー・モギレフスキー、77歳。お二人ともぞ... -
ドヴォルザークの一時間のピアノの秘曲
いやー、本当に自分の知っていることっていうのは少ない、と思いますよね。 ドヴォルザークの壮年期にこんな巨大なピアノ作品集があったなんて知らなかったなあ。1時間近くかかる、13曲からなる「Poetical Tone Pictures op. 85」。詩のような、音で描いた... -
2023年のナンバーワン・コンサートが決定
待て待て、まだ1月やぞ、と思われるかもしれませんけれど、今年、世界各地で行われるクラシック音楽のコンサート、そのナンバーワンがもう決まったようなもんだと思うんですよね。名前もワンだし。どうしても絶対的1番はいやだっていうなら、ベスト3ぐらい... -
ショパン国際ピリオド楽器コンクールのチケットが発売開始
ショパン好きなら、ピアノ好きなら、一度は寄ってらっしゃい見てワッショイ、って感じでしょうか。ワッショイワッショイ。 ショパンが弾いていたピアノは現代のピアノとは全然とは言わないがだいぶちがっていた(印象には個人差があります)。その時代の楽... -
ポリーニも体調不良
「次なるアナウンスがあるまで」すなわち期限なしでコンサートを中止しているアルゲリッチもかなり心配ですが、半年年下のポリーニの体調もよろしくない。ポリーニについては以前から公演中止や延期のお知らせをちょくちょく目にしており、しんどいんだろ... -
ユジャ・ワンの新しいアルバム「アメリカン・プロジェクト」
クラシックの音楽家が新しいCDあるいは録音を出すと言うことに対する難しさやハードルはますますあがっていて、出す意味ある?とすら思うこともよくあります。 あるイギリス人の老ピアニストから言われてなるほど、と思ったのですが、録音というのはポート... -
ユジャ・ワン・プレイズ・ラフマニノフ(全部)
いや、なんかユジャ・ワンがあちこちでラフマニノフをやたらいっぱい弾いてるなってぼんやりと思ってたんですよね。ほんと、うっかりしてました。 いや別にうっかりしてたわけでもないんですけど、今月28日にユジャ・ワンがニューヨークのカーネギーホール... -
アルゲリッチの健康不安
人類の宝物。俺たちの、私たちの神様アルゲリッチが体調不良というとても気になるニュース。 同じアルゼンチンに生まれた“ちびっ子の頃からの仲良し”ダニエル・バレンボイムの健康状態に関しては多くの人々が心配をするところですが、先週末バレンボイムと... -
アルゲリッチとバレンボイムが連弾で弾くリストの《クリスマスツリー》が無料公開中
バレンボイムは元気でしょうか。先日メッシのユニフォームを着てピエール・ブーレーズ・ザール(ベルリン)に現れた時の写真がネット上で出回っていますが、笑顔で収まっていて、 https://twitter.com/ConrothN/status/1604837526803554310 多分これいつ撮...