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2023年のナンバーワン・コンサートが決定

待て待て、まだ1月やぞ、と思われるかもしれませんけれど、今年、世界各地で行われるクラシック音楽のコンサート、そのナンバーワンがもう決まったようなもんだと思うんですよね。名前もワンだし。どうしても絶対的1番はいやだっていうなら、ベスト3ぐらいにまではおおまけにまけてもいいかもしれません。

ユジャ・ワン、カーネギーホールでラフマニノフの協奏曲を全部弾く。お相手はヤニク・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団。昨日無事に行われ、カーネギーホールは大興奮の渦に包まれたようであります。さっそくNYタイムズにも批評が出ているよ。

https://www.nytimes.com/2023/01/29/arts/music/yuja-wang-rachmaninoff-carnegie-hall-review.html

お写真はカーネギーホールのFacebookでドバッと見てね:

それにしても上記ほかFacebookとかニュースとか読んでると、情報量の多さにびびる。

・94歳になるユジャ・ワンの先生、ゲイリー・グラフマンもカーネギーに来ていて、恐らく全曲を聴いた。すごい体力。

・冒頭の第2番の終楽章が始まったところで聴衆の男性が心臓発作を起こし、30分以上演奏が中断。この中断およびこれ以外の2回の休憩を含め合計でコンサートは4時間30分ほどかかった。その男性は緊急手術を受け手術は無事成功、終演時にそれがホール?聴衆に?に知らされ全員安堵。

・アンコールもあり、グルック(ズガンバーティ編)の《聖霊の踊り》、これはラフマニノフも演奏し録音を残している曲。

・フィラデルフィア管弦楽団はラフマニノフが自身のピアノで全5曲の録音を残している、世界でもっとも全曲演奏に相応しいオーケストラである。

・クラウス・マケラも客席で参戦していた模様。

・全曲演奏後のカーテンコール中、ネゼ=セガンが舞台上でユジャ・ワンに向かってひれ伏し、絶対的尊敬の念を表す。

・ユジャ・ワンは1曲ごとに衣装を替えた。つまり4回お着替え、5着着用。アンコール時のお着替えはなし。残念!

youtubeに、あまりよろしくないかもしれませんけれど、カーテンコールからのアンコールの動画を上げている人がいたので貼っておきます。しっとりとメロディーを弾いて、みなさんお疲れ、という、クールダウンの意味もあるよね。

https://www.youtube.com/watch?v=D0aSAxJtBiU

最後に、ニュースサイトで見た印象的なコメントを二つ

「10年前、15年前にあった彼女の服装に関する議論はもう落ち着いていて、服装の楽しさにも集中できたし、作品にふさわしいパートナーとなった」-ニューヨーク・タイムズ

「会場には8歳ぐらいの女の子がいた。22世紀のある日に、この時のことを人々に話している姿を想像した」-ニューヨーク・クラシカル・レビュー

もう何から何まで伝説やろ。ユジャ・ワンに乾杯。

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