北欧を代表する大酒飲み、いえ、大作曲家のジャン・シベリウスを記念して開催されてきているのがフィンランド、ヘルシンキのシベリウス国際コンクール。第1回はカガンが優勝し、第2回はコーガン。そしてムローヴァ、カヴァコス、バティアシヴィリ、クーシストなどの大物が出ている、世界屈指のヴァイオリンのためのコンクールであります。
5年に一回で、0と5の年に開催されるよ。分かりやすくていいね。ショパン国際と同じ。前回はコロナで2年遅れの22年だったが(なお優勝したのはインモ・ヤン。初めてのアジア人優勝者となった)、そこから5年とするのではなく、もとにもどしてきたわけだ。そうよね。それがいいよ、0と5が気持ちいい。素敵、最高!!
興奮してしまいました。
2025年5月18-29日に開催される第13回コンクールの詳細がおとといというか12日に発表されていまして、13回目にして初めて、最終ラウンドは「シベリウスのヴァイオリン協奏曲+現代音楽の協奏曲」という構成になることとなったとあります。確かこれまではいわゆる通常の協奏曲リストから選ぶとかそういうんだったんじゃないかな(調べずに書いてすいません)。
現代音楽、という表現もまあいろいろありますけれど、ほんじゃあ誰の作品が選ばれてんの、ということですが、サーリアホ、ウンスク・チン、ナッセン、リンドベルイとまったく納得の選曲。フィンランド人が2名か。不公平や!!いや、これでええんやで。いやなら受けるな!!(やけに挑発的なやつ)。
さあ、いまからサーリアホのヴァイオリン協奏曲《聖杯の劇場》を聴いて予習しよう。
日本の若いみんなも、日本勢初優勝を目指してあと1年頑張って行こうぜ!1年なんてあっという間だ!!
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