ウィーン・フィル、ニューイヤー・コンサート2024のプログラム発表

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートは世界で最もチケットが取れないコンサートのひとつ。抽選なんですよね。毎年。2月にウィーン・フィルのウェブサイトから申し込んで、あたるか外れるか、というやつなのです。

何十倍とも何百倍とか言われていて、宝くじ、いや、サザエさん風に表現すると「た」が抜けた「からくじ」なんではないかとすら思える割合であります。思いついたことを適当に書いているだけなのであまり本気にしないでください。ニューイヤー・コンサートに当たって行った人が周りにいないだけです。

さて、幸運なあなたがいたとしよう、来年現地で聴けるプログラムが11時間前に発表になりました。全曲を知りたいあなたはウィーン・フィルの公式サイトに行ってきてね。Facebookにも掲載されているよ。

来年はオーストリアを代表する無敵の作曲家ブルックナーの生誕200年であるからして、まさかのブルックナーが初登場するということだそうです。

ブルックナーと言えばともかく重たくて(軽い曲を演奏するニューイヤー・コンサートには似つかわしくない)、ともかく長くて(短い曲を演奏するニューイヤー・コンサートにはふさわしくない)、ともかく作曲家の見た目もやぼで(ごめん)、どうしてウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートなんかに入り込むことが出来たんだい?

生誕200年だからって無理にブルックナーを入れなくてもええやんけ、と思わぬでもないですが、実はブルックナーが大好きな指揮者ティーレマンが指揮するからっていうこともあるんだと思うんですけれど、そしてティーレマンはウィーン・フィルとブルックナー全集を録音中なんで、その3重の意味で正しいわけだが、そうか!それを加味した上での指揮者の人選だったわけだな!

さすがに交響曲は無理だった。7番のスケルツォでも重すぎる。というわけで、ブルックナーの中でももっとも軽い作品、それがこれだ!!

ピアノ版しか見つけられんかってん、ごめんね。あとこの曲=ブルックナー:《カドリーユ》WAB121 自体は6曲セットになっていてそれぞれ『長ズボン』、『夏』、『雌鶏』、『トレニス』、『羊飼いの少女』、『フィナーレ』っていう1分~1分弱の曲なんだが全部編曲されているんかい?だれかブルオタの人教えて。あ、ブルヲタって書くんだっけ。

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