1000万ドル(15億円ぐらい)運営費が足りない!ということで今月半ばからの定期演奏会中止、それから楽団員も10月18日からの一時停職が発表され、給料も止まる、健康保険も月末で切れる、という衝撃的な状況に陥っていたナッシュヴィル交響楽団ですが、なんとIT大手のオラクルがぽんと1000万ドルを拠出したことで一気に救済され、一転、今年度のコンサートも無事に開催されることが決定し、楽団員や事務局職員の停職も撤回となったそうです。
オラクルって時々名前を耳にするようですが何の会社ですか。IT企業と言われてもいろいろですが、オラクルはデータベースで有名な会社です。顧客情報、在庫情報、取引状況などを管理するシステムの開発で巨大企業になった。1977年創業、創業者はラリー・エリソン。
このオラクル、もともとは西海岸、カリフォルニアのサンタクララで立ち上げられた会社で、長年にわたってシリコンバレーに本社を置いていたのですが、2020年にテキサス州オースティンへ、そして2024年にはこのあとナッシュヴィルを世界本社とする、ということを発表していて、ただいま本社オフィスを建設中。そのナッシュヴィルの文化も支えるで、ということで「われわれもコミュニティの一部である」と言ってお金を出しました。
1000万ドルの不足に対して1000万ということで、ぴったりそのままなので、まさに救済措置。とはいえ、これは今年度の不足金であって、長期的にはこの1000万ドルでことたりるかというとそうでもないことは確実ですから、このありがたい申し出をきっかけとして、さらに経営を安定させるべく、今後オーケストラも努力をしていく、ということになるのでしょう。
それにしても15億円をポンと出せるということの凄さよ、ですね。ともかくこれによっていったん危機は回避となったわけですから、感謝して、さらに足元を固めて行く、そういう作業がオーケストラには待っているわけですね。
みなさん日々お金を稼ぐために頑張っておられる。私も頑張ります。最近ようやく天気が安定してきましたから、朝のジョギングもはかどります。そして今日はこれから神奈川県内へと打合せに行ってまいります。さあみなさん今日も一日いい日をお過ごしください。
あさってからヴァン・カイック弦楽四重奏団の2年ぶりとなる来日ツアー3公演が始まります。10/8木:鶴見(完売)、10/9金:浜離宮朝日ホール、そして10/10土:ハレ・ルンデ(名古屋)です。皆様のご来場をお待ち申し上げます!


コメント