世界の音楽ニュース– category –
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ヴァン・クライバーン国際コンクールが音楽事務所を立ち上げ
最近「なるほど」という言葉が気になっています。同意するわけでも否定するわけでもない。いい方によっては同意の色も濃く出せるし、やや否定気味な意味を持たせつつも、だが否定するものでもない。不思議なことばですね。いや、言葉は常に不思議だ。なる... -
グラモフォン賞2024が発表。レコーディング・オブ・ザ・イヤーはヒラリー・ハーンのイザイ無伴奏ソナタ全曲
おめでとうございます。 声が小さいかな?やりなおし!おめでとうございます!!はいもっと!! おめでとー、ございまっす!!! はーい先生満足。 今年もグラモフォン賞が発表される時期だよ!というわけで芸術の秋、10月2日にめでたく公表されたのでした... -
約1億円が無条件でもらえる豪華な賞「天才賞」2024にヴァイオリニストのジョニー・ガンデルスマン
1億円をもらえるとか、ほとんど宝くじにあたったようなものではないですかね。正確には80万ドルなんですけれど、そして5年間にわけてもらえるらしいんですけれど、この天才賞はすごい。しかも毎年20~30人もの人に授与されるみたいなんで、毎年毎年20~30... -
来年のショパン国際コンクールはロシア人の参加を認める。ただし侵攻を非難する宣誓書に署名が必要。実質ほぼ無理か。
ショパン国際コンクールは審査委員が発表され(ここです。ギャリック・オールソンが審査委員長)、チケットは30分で売り切れたと、特にファイナルは2分で完売した、と。相変わらずやばい売れ方だ! そして、ロシア人の参加について、ウクライナ侵攻を支持... -
ベルリン・フィル首席奏者2名が試用期間を通過
悲喜こもごもという言葉がありますが、人生いろいろ。オーケストラの試用期間は悲喜こもごもが詰まっている。 試用期間を突破できずガビーンという話があったかと思えば、おやおや、金管の首席2名が突破していて、おやおや、そうであったか!と思ったもの... -
アルディッティ弦楽四重奏団のチェロを28年務めたロハン・デ・サラムが85歳で死去。
アルディッティ弦楽四重奏団のチェリストを1977年から2005年まで務めたイギリスの伝説的チェリスト、ロハン・デ・サラムが85歳で死去の報。 アルディッティ弦楽四重奏団の名前を知らないという方がここにおられたら、あなたはもぐりです。いえ、おめでとう... -
1989年3月24日、カラヤンが生涯最後に振ったオペラの映像がYouTubeに
カラヤンが生涯最後にオペラを振ったザルツブルク祝祭大劇場の映像がYouTubeに登場。いわゆる指揮者を映した定点のモノクロ動画で、これは舞台袖の人とか、プロンプターの人とかが見るモニター映像ですか。ちゃんと録画されていたもんなんですかね。それが... -
フランス人チェリスト、オフェリー・ガイヤールのチェロ、盗まれる(2度目)
弦楽器奏者にとって楽器は命の次に大切。あるいは、命よりも大切、かもしれませんね。そんな楽器が盗まれたら、どんな気持ちになるのか、それはもう、つらく悲しく、絶望。そんな体験は誰もしたくないと思いますが、オフェリー・ガイヤールにはその試練が... -
ベルリン市が文化予算のカットを予定2025年2026年にそれぞれ1億~1億5000万ユーロ
1億ユーロから1億5000万ユーロの予算カットってどういう?ものすごい額のように思えますが。もともとどれだけの予算があったのかは、調べれば出てくるような気もしますが、軽くググって出てこなかったのですぐに諦めてしまったダメダメちゃんなんですが、... -
Apple Music Classicalがブックレットの提供を開始
Apple Music Classicalがバージョン2にアップデートされたそうです。私がアップルを使わないからなので真相は藪の中である!!だが恐らく事実なのでしょう。現実とは、推測や誤解で成り立っている!!・・・・・・適当な事を口走って申し訳ございません。 音楽を... -
ブリテンの戦争レクイエムの世界初録音(1963)に参加した少年合唱団が60年ぶりに再会
ブリテンの戦争レクイエムは1962年に初演、1963年に世界初録音がなされ、キューバ危機で世界が揺れていたような頃のことであった。そんな世界的な情勢もあってのことか、レコードはなんと発売からたったの5ヶ月の間に20万枚も売れたという。 いまでは全く... -
ファビオ・ルイージのインタビュー、オペラワイヤー
オペラワイヤーにファビオ・ルイージのインタビューが掲載されました。おもしろいわ。本来的にはワーグナーの《指輪》を、オペラのオーケストラではないダラス交響楽団でやることに関するインタビューなんですけど、おもしろいこといっぱい言ってはるわ。 ...