世界の音楽ニュース– category –
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不死鳥ブロムシュテット、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を指揮
いま、不死鳥という言葉がこんなに似合う人もいないのではないですか。不死鳥にいまという言葉をつけるのも変か。しかし「転んでしばし休息」というニュースが少なくとも2回はあって、そのたび誰もが、ああこれでもう・・・・・・、と悟った。にも関わらず、また... -
マイケル・ティルソン・トーマス、教授になる
素晴らしいことだ。マイケル・ティルソン・トーマスは長くユースオーケストラの指導もしていたわけですが、こうしてサンフランシスコ音楽院の特別教授に迎え入れられました。サンフランシスコ音楽院は1917年創立。メニューイン、クロノス・カルテット、ア... -
マレイ・ペライアが戻ってくる
ペライアはもう演奏していなかったんですよね。このままハッピーリタイアなんだろうなと思っていたんですが、そうではなかったということで嬉しい驚きですね。 最後に演奏したのがいつなのかはわからないですけれど、とまったままっぽい公式サイトに掲載さ... -
クラウス・マケラ、ムーティの後任としてシカゴ交響楽団の音楽監督に。2027年から5年契約
げえっ!(劉備玄徳) と声を出してしまったあなたはマンガの読み過ぎである。横山光輝先生に敬礼! まさかの、クラウス・マケラ。名前は取り沙汰されていましたが、まさかね。ぼんやりとあるかもねぐらいに思っていたんですが、シカゴの人たちは違った。... -
女性音楽家たちはまだまだ性別による差を感じているようだという話。
先々週末、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会に行ってきましたけれど、ファーストヴァイオリンはほぼ女性でしたね。たぶんミュンヘンから来ていたゲストコンマス以外全員が女性でした。ロビーで出会い梅田駅までご一緒頂いたK氏によると、最近... -
最新の研究によれば、クラシック音楽の聴衆は増えている
増えている!!増加、増えた。なんという素晴らしい響き。増えるのは大好きです。お金とかお金とか、そしてお金とかが増えると嬉しいよ。 心の中のリアルな叫び声が聞こえてきてしまったようだ。増えたお金で何をする?別にタワーマンションに住みたいとか... -
家族や恋人と共演するということについて
このブログをお読みの方であればユジャ・ワンというピアニストと、クラウス・マケラという新進指揮者の事はご存じの方も多いでしょう。ユジャ・ワンは誰もが認める超・超絶ピアニストであり、クラウス・マケラは日本にもすでに何度もやってきている20代の... -
CDよりもレコードの方が売れている?
アメリカの話です。アメリカでは少なくとも、数字の上ではそのようなことになっているようです。レコードの方がCDよりも売れている。2年連続とあるので、今後も継続するのかも知れません。 もちろん、YouTubeなどのストリーミングがドーン!84%とあって、... -
東京国際ヴァイオリンコンクールとはなんなのか
いきなり見つけたんですが、東京国際ヴァイオリンコンクールの優勝者が決定と。東京藝大で開催されていたと。なんじゃこりゃ。 どういうこと?そんなコンクール知らんな、と思って日本語で調べても全くなんの情報も出てこない。かろうじてぶらあぼには情報... -
サロネンの退任問題でサンフランシスコ交響楽団が声明を出す
エサ=ペッカ・サロネンが任期を延長せず来年で退任する件に関してはガタガタとあちこちが揺れていて、オーケストラの音楽家たちがchange.orgでキャンペーンを展開中であります。5000人を超す署名が集まっており、次の目標は7500とあります。 この数が多い... -
イム・ユンチャン、手を捻挫しヨーロッパ5公演をキャンセル
音楽家というもの、スポーツではないとはいうものの、身体を使う職業であり、しかも繊細さから強靱さまでをカバーしなければならぬ。大変な仕事なんですよ。 私もかたかたと毎日キーボードに向かい駄文を書いてみたり、くだらぬ駄洒落つきのメールを書いた... -
作曲家ペーテル・エトヴェシュ死去、80歳
エトヴェシュも亡くなったのか。ハンガリーの偉大な作曲家というとバルトーク、コダーイ、リゲティ、クルターグ、そしてエトヴェシュという感じで名前が挙がる存在でした。(なおクルターグはまだご存命。さらなるご活躍を!) 私が初めてエトヴェシュの名...
