世界の音楽ニュース– category –
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ウィーン交響楽団の新しい首席客演指揮者は33歳のフランス人女性
首席指揮者、副指揮者、首席客演指揮者、桂冠指揮者、、、指揮者にはどうしてこんなにたくさん種類があるんだろうかと常々私は疑問に思っています。誰かオーケストラ関係者を捕まえて、ねえどうしてなの?と問いたい。むしろ問い詰めたい、小一時間ほど問... -
躍進するアンドレス・オロスコ=エストラーダ。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のGMD(音楽総監督)に。2025年から
春は出会いと別れ。 長男君も新しいクラスになって、クラス替えがあって、担任の先生もたぶん変わるのであろう。 ドイツでも新しい出会いが生まれたということで実に喜ばしい。ケルンと言えば、ケルン大聖堂、薄味のビール「ケルシュ」、そしてケルン放送... -
アメリカの若いアーティストに与えられるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント2023受賞者が発表(過去にユジャ・ワン、ヒラリー・ハーンなどが受賞した大変名誉な賞)
アメリカの若者(永住権を持っている人もOK)に与えられるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント2023がおととい発表になり、19歳でイスラエルフィルの首席を務めた女性コントラバス奏者ニーナ・バーナット(上画像の方:公式サイトhttps://www.nin... -
世界一の巨大洞窟でオーケストラのコンサートを。ゲストはヨーヨー・マ
馬と書いて友がふたつ。つまり、馬友友と書いてヨーヨー・マ。あるいはマ・ヨーヨー。世界的チェリストです。このブログを読んでいる方なら大抵の方はご存じのお名前ですよね。知らないという方、いらっしゃますか。恥ずかしいことでも何でもありません。... -
解散の危機に陥っていたウィーン放送響およびBBCシンガーズ、解散計画がそれぞれ撤回と一時停止。
ウィーン放送響とBBCシンガーズ、ともにこの数週間ずっと解散の危機で関係者の胃はキリキリと痛んでいたのに違いないのです詳細は以下とか私の書いたブログもお読み頂けますと幸いです。読んで頂けたら嬉しくて涙が出ます。ワンワンワン(泣いた音)。オワ... -
ベートーヴェンの死因を毛髪から調べた結果、B型肝炎である可能性が指摘される。
ベートーヴェンの死因はこれまで肝硬変とか肝臓の病気であると言われていたんですが、髪の毛のDNA鑑定をしたところ、B型肝炎のDNAの痕跡がある、ということで、その結果として肝臓が冒された可能性があるということが解ったのだそうです(ただし100%確実で... -
世界の音楽大学ランキング2023に日本の大学の名前なし
一番じゃないとだめなんですか?はい、だめなんです。 芸術とか文化とか音楽とかっていうのはそういう物差しでは測れないということはハンドレットも承知なわけですけれど、しかしやっぱり日本人として、パフォーミングアーツの大学の世界ランキングに日本... -
先日来日したイタリアの若きピアニスト、フィリッポ・ゴリーニがフランコ・ブイトーニ賞を受賞
ビバ・イターリア! 私が10年ほど前にミラノ発パリ行きの飛行機に乗った時、やたらと客室乗務員のおっちゃんのノリが良くて、ぺちゃくちゃ喋りまくった挙げ句に発した一言である。私は思わず吹き出してしまった。 なんという直球勝負。そこがイタリアの良... -
イギリスの音楽雑誌「グラモフォン」は2023年4月号で創刊100周年
人間って「周年」が大好きなんですよね。「●●周年!おめでとうおめでとう!!万歳万歳!」 私も今年7月で結婚12周年。あっ、これは周年事業とは言えませんか。いいえ、言えますね。12は1ダースですからね、1ダースおめでとうおめでとう!!さあ7月は焼き肉... -
1731年製のヴェイオリンの名器グァルネリ・デル・ジェス「バルティック」、グァルネリ史上最高額額で落札
先日もお伝えいたしましたレアアイテム、1731年製のグァルネリ・デル・ジェス。これがおとといオークションにかけられまして、無事に落札されました。しかも「史上最高額」でハンマープライス!! 1番じゃないとだめなんですか。はい、だめなんです。 日本... -
Tik Tok 作曲コンクールの優勝者、発表される。栄冠はニューヨークを拠点とする作曲家に。賞金は500ドル。
やべえな、と思ったことはありますか。私はあります。どういう時にやべえなと思いますか。そうですね、様々ですが、例えばTik Tokというものの面白さが全く理解できなかったときとかでしょうか。 何が面白いの?ねえ若者たち教えて?って思っているんです... -
ベトナムで世界最古の弦楽器?が発見される
温故知新というではないですか。古きを知ることは、人々の好奇心を刺激し、満足させ、さらなる未来へと飛翔させるインスピレーションの源なのである。源と来たら、義経、と、こう行きたいものだ。いやなんなら静、でもよいかもしれない。 さて、ベトナム南...