世界の音楽ニュース– category –
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中国でピアノが売れない話、の続き
ピアノが売れなくなっている、という話を先日ご紹介したんですけれど、今年1月にこういう記事も出ていたようです。「中国の中流家庭がピアノを手放している」というニュース。 それによりますと、中国で決定的なピアノブームが起こったのは2008年で、なぜ... -
間もなくアメリカツアーのウィーン・フィル、女性団員は24人にまで増加という話
昨日は山下愛陽ギター・リサイタル武蔵野公演にお越し頂いた皆様、ありがとうございました。昨日も満員のお客様にお越し頂き、感無量でした。次の出番は火曜の鵠沼室内楽愛好会です。レスプリ・フランセで握手しようz(「ぜ」と書こうとしてeを打ち損なっ... -
メールマガジン、始めてます。
「メルマガはオワコンですよ」という言葉もしょっちゅう目にするというか、もうそういうものすら目にしなくなっている今日この頃なのかもしれません。そんな時代にあってメールマガジンすなわち英語でいうところのニュースレターを発行するという業務にど... -
エリザベート国際コンクール2024ヴァイオリン部門の出場者決定
エリザベート国際コンクールはベルギーのブリュッセルで開催されるコンクールです。世界でもっとも重要なコンクールの一つと言われ、だいたい毎年開催されます。5月に行われます。ヴァイオリン、ピアノ、声楽、それからチェロの部門がいまあって、年ごとに... -
環境活動家への対応。アントニ・ヴィットの場合
コンサートホールに現れる環境活動家たちのやり方はまずい。とにかくまずい。過激にやらないと注目されないという気持ちの現れなのでしょうけれど、単純に対立をあおるだけなのように感じます。繰り返すうちに人々は気がつく、などと考えているのでしょう... -
セーゲルスタム、80歳。371番
数字だけを読んで何のことかすぐに直感的に理解したあなたは実に正しい。そう、そのとおりなんだよ。「世界で最も交響曲を書いている男」それが、レイフ・セーゲルスタム。なんと昨日80歳を迎え、同時に、371曲目の交響曲が初演されたというのだから!! は... -
当惑したヴィキングル・オラフソン
ヴィキングル・オラフソンは困っている。 若きピアニストのヴィキングル・オラフソンはご存じですか。つい先日日本でも素晴らしいゴルドベルク変奏曲を弾いて帰りましたね!(聴いてないやつが堂々と言うな) アイスランド出身。背が高くてナイスガイ。国... -
中国でピアノが売れなくなっていることについて思うこと
おはようございます。函館駅前にいます。寒いです。海鮮丼ならおいしかったです。 昨日見つけたニュースですが、中国でピアノが売れなくなっているそうです。そうなんか。ラン・ランやユジャ・ワンといったスーパースターがピアノ市場を牽引しているんと違... -
ピタゴラスの定理は間違いではないかという最新の研究結果
心地よい音の響きとは何か。ちゃんとハモっていることだね。それがピタゴラスの定理であって、4対3(完全4度、ドとファとか)とか3対2(完全5度、ドとソとか)の単純な割合で生み出されると信じられていて、そこから少しでも外れると不協和音だ、というも... -
ツヴェーデン、フランスへ
オランダのコンセルトヘボウ出身。もとコンサートマスター、16年コンサートマスターをやって、いま指揮者。ヤープ・ファン・ツヴェーデンは2018年からニューヨーク・フィルの音楽監督ですが、2026年9月からは違う。 パリへ。そう、ラジオ・フランスに行くこと... -
スカラ座でスマホが上演中に落下、最前列の観客にヒット
何が起こっても不思議ではないこの世の中。いろいろなことがおこるものだ。明日は我が身、自分が傷つけられる側にも、傷つける側にもなり得るのだ。このように世の中はとかくに生きにくいのだ・・・。 とペシミスティックになっていてもしょうがないんで、... -
ルノー・カプソン、勲章をもらう
カプソンというのは不思議な名前であることよと思いますね。不思議な名前。しかしもうすっかり慣れっこになったから人間とはなんと不思議な生き物なのでしょう。 音楽家とカプソンには二人いて、兄のルノーと弟のゴーティエ、兄がヴァイオリンで弟はチェロ...