世界の音楽ニュース– category –
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【業界ニュース】ハリソン・パロットの創業者がCEOを退任
ロンドンの大手音楽事務所のひとつ、ハリソン・パロット社(アシュケナージやパーヴォ・ヤルヴィ、クラウス・マケラなどが所属)の創業者のひとりで1969年からずっと率いていたジャスパー・パロット(79歳)がいよいよCEOを退任したという業界ニュース。 H... -
スウェーデン王立歌劇場、死亡事故で10月2日まで上演休止中
アラン・ギルバートが音楽監督を務めるストックホルムのスウェーデン王立歌劇場で2023年9月21日(先週木曜日)の午後3時頃、舞台技術者が作業中におよそ10mの高さのバルコニーから転落、ヘリコプターで搬送されるも死亡するという痛ましい労災が起こりまし... -
ベルリン国立歌劇場、バレンボイムの後任はティーレマン
最初から判っていたことだ、というような雰囲気でもありますけれど、バレンボイムが今年1月に退任したあとの後継者として、クリスティアン・ティーレマンの就任が発表になりました。来年の9月から。 DAS PASST! - BRhttps://www.br-klassik.de/aktuell/new... -
ハーピストの安楽真理子さんがニューヨーク、バード音楽院の教授に
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席ハープ奏者として活躍する安楽真理子さんが、作曲家のタン・ドゥンが学部長を務めるバード音楽院の教授に任命されました。たとえば昨年パユと王子ホールで共演(急遽代役として)されている方です。 Bard... -
ブザンソン国際指揮者コンクール、今回の優勝者はフランス人の25歳
1951年に創設された若き指揮者のためのブザンソン国際コンクールは、日本でもよく知られたコンクールです。最近では山田和樹や沖澤のどかが優勝していて、なによりも1959年、バイク片手に船でフランスに乗り込んでいった小澤征爾の話は今読んでもバチクソ... -
オペラ歌手はニューヨークのトイレマップを完成させる
自らの体験を活かすという素晴らしいパターン。イノベーションは若い人から。いいですね。日本だとすでにこういう、なんというのでしょう、痒いところに手が届く系のサービスって、特に都会では充実していると思うんですよ。 例えば私が重宝するのはポスト... -
バリトン歌手が公演中に心臓発作で死去
フランスのアンブロネ音楽祭で、ドラーギ(1634-1700)のオラトリオ《永遠の生命》"Dono della Vita Eterna"に出演中だったバリトン歌手が上演中に心臓発作を起こして倒れ、そのまま死去したという痛ましいニュース。亡くなったのはアルゼンチン人バリトン... -
オーケストラのコンサートに変化は必要か:YES→91%
変化といっても何ですのん、と言われると思うんですけれど、そして変化を望むといっている人たちにしても、こうすればええんじゃ、みたいな決定的にみんなが同意するような内容があるというものでもなさそうですが、なんとなく「変わらないといけないんじ... -
次回、2025年春開催の第17回ヴァン・クライバーン国際コンクール詳細が発表に
まじか、こないだユンチャン・イムが優勝したばっかりやないか、と思うのですが、時間が経つのは早い。まっこと、矢のようだ。いまや世界でもっとも注目されるコンクールの一つになっているヴァン・クライバーン国際コンクールが次回の開催概要を発表しま... -
ウィーン近郊のベーゼンドルファー工場が燃える。アーカイブが全損の情報。
ピアノ弾きならベーゼンドルファーのことはよく知っています。いま世界中で最も使われているのはスタインウェイ。あれはドイツとアメリカを拠点にするメーカー。音楽の都ウィーンのメーカーというと、ベーゼンドルファー。平たく言えば世界を代表するピア... -
仕事を大事にするあるいは人間関係の大切さについて
皆様に迷惑をかけまくっているので、他人のことをどうこう言えるような人間ではありませんけれど、仕事に関して気をつけなければいけないと自分を振り返る機会となるようなニュースを目にしました。 何かというと、シカゴ交響楽団で試用期間中の首席ヴィオ... -
ベルリンで、プールでオペラを
ベルリン・コーミッシェ・オーパーはこれからなんと5年ぐらいかけてめちゃくちゃに修理するそうです。1960年代のシステムをこれまで使用していて、日本だと30年っていうのが全面改修の目安だったりしますけれど、すでに60年経過しているっていうはものすご...