オーケストラコンサートのプログラミングを考える

モデスト交響楽団っていうのがアメリカにあってさー。

知らんな。モデストだなんてなんて素敵な名前。ムソルグスキーの友達か、それとも控えめなのか(モデストは謙虚なとか、遠慮がちなとかそういう意味)!!!

と思ったらモデストっていうのは地名らしいです。アメリカのカリフォルニアだそうです。なるほどなあ。話が逸れるけど、いろいろな地名が世の中にはありますよね。私が子どもだった頃はエロマンガ島とかマルデアホとかを見て大爆笑していたし(ごめんなさい)、日本にだって音羽珍事町とか志布志市志布志町志布志とか不思議な名前が各地にある。三つ目がとおるには「ホア・カバリ・キルマ」という強烈な呪文も出てくるぞ!!(逆から読むのが大正解)

モデスト交響楽団は、オーケストラコンサートのプログラミングに新しい形を取り入れた「シンフォニック・サウンドトラック」というコンサートを来月開催する。どういうことかというと、休憩をなくす。いや普通やんけ、まあ待て待て、この続きがあるから。終演後に演奏者と一緒にカクテルパーティー。これもないわけではない。さらに、演奏曲目は、演奏者が主体となって決める!!

なるほど。このトリプルコンボはなかったんちゃうけ。

休憩を入れないことでまずは参加の心理的負担を下げると言うことか。でも反対に短い=コスパ悪い、という風に見られる可能性もあるんだけれど、終演後に演奏者と交流できる無料のパーティー(というかチケット代に含まれるんであろう)というんがあるからそれでその部分は補完。むしろ推しと話せるかも!みたいな期待感が生まれるか。

さらに曲は指揮者や芸術監督みたいな人が決めてそれを楽団に押しつけるんではなく、団員が率先して曲決めに参加することで演奏のモチベーションもあがるぜ!音楽のクオリティが上がるぜ!という仕組みだ。いいことだらけだぜ・・・(たぶんやってみてあれはあかんかあったな、というのはあるでしょうけれど、それでも)。

序曲、協奏曲、休憩、交響曲

こういう硬直した並びでのコンサートばかりを続けていては時代に取り残される、ということでもありましょう。テイラースウィフトは45曲、3時間半やってたらしいよ。オーケストラコンサートが3曲2時間というのも、固定観念ですよね。

いろいろ新しいことをやって、新しいお客様を呼び込むことは必要です。絶対的に、絶えず必要です。じゃないとみんな飽きちゃうんですよね。

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