セーゲルスタム、80歳。371番

数字だけを読んで何のことかすぐに直感的に理解したあなたは実に正しい。そう、そのとおりなんだよ。「世界で最も交響曲を書いている男」それが、レイフ・セーゲルスタム。なんと昨日80歳を迎え、同時に、371曲目の交響曲が初演されたというのだから!!

はっ?371曲?

そうです。間違いではありません。どうしても信じられないと言う方はWikipediaとか見てみてください。さすがに英語のページでも354番までしか書いてないけれど。そして354番が2023年の作品とあるので、去年のいつごろ354番を書いたのかまではわからないんですが、そこから一気に371まで行っているとかどういうこと?

それでもまだ信じられない方は、、、、信じてとしか言いようがない。音符を書き出すだけでも超大変だと思うんだけれど。どうやって交響曲を書いているんだろうか。

日本語のWikipediaには:

多数の交響曲[4]については、当初はインク書きですべてのパートが判読可能な程度に記譜されていたものの、近年の作曲はすべて鉛筆の判読困難な書きつけで、自由な不確定性が達成されているオープンスコアである。

とある。うむ。ちなみにニュースを伝えているフィンランドの上の記事によると、371番は2日で完成させたのだという。まじか。どういうスピード?

セーゲルスタムの交響曲を聴いて、ああこれは何番、と言い当てられる人はいるのだろうか。セーゲルスタムがいま何番辺りを旅しているのかはきっと誰にもわからないだろうと思う。

わかることは昨日今日あたりは371番あたりを進行中だったみたい、ということだ。とにかくすごい。指揮者としても優秀なこともあり、指揮の依頼があったときに「自作もやらせて」と頼むっていうパターンもあるという風に聞いています。自作を指揮するときはギャラが安くなる(自分のやりたいことは安くてもやっていい、というやつ)という噂もあります。

セーゲルスタムの交響曲はそれぞれ思わせぶりな名前がついていて、ときどき面白く、ときどき爆笑できる。例えば73から76番はそれぞれ「71の1つあと」「72の2つあと」「72の3つあと」「72の4つあと」。81番は「80のあと」というタイトル。

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