世界の音楽ニュース– category –
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先駆者の死。アメリカのオーケストラ史上初の黒人演奏家、チャールズ・バレル104歳
ヴァイオリン・チャンネルがコントラバス奏者チャールズ・バレルの死を報じていました。誰?アメリカの主要オーケストラに初めて入団した黒人だそうです。104歳。 何にでも先駆者という人がいて、アメリカのオーケストラ業界にも当然いる。世界はいろいろ... -
アルフレート・ブレンデル、死す。94歳
大物中の大物。アルフレート・ブレンデルが死去。94歳。いい加減な私が生まれた年を記憶している数少ない人物の一人。1931年うまれ。フリードリヒ・グルダが1930年生まれなので、1歳ちがいだったんですよ。 2008年12月18日にウィーン楽友協会で最後の公演... -
メトロポリタン歌劇場のチケット販売率が伸び悩んだのは、観光客減少のため。
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のチケット販売率が予想より少なかったそうです。とくに最後の2ヶ月は当初の予測を下回ったそうです。海外からの観光客の数が大幅に減ったからだということだそうです。 2024-25シーズンのチケット販売率は総座席数に対... -
音楽家や音楽業界で働く人のメンタルヘルスを24時間365日サポートする取り組みが始まる
大丈夫です。 そんなあいまいな言葉が使われるのが日本語です。日本に生まれてよかったと私は思っていますけれど、しかし、あいまいなのはいけねえ。はいははい、いいえはいいえ、とキリストは言ったではないか!!多分ね。はいといいえがこう、ないまぜに... -
もっとチンゲンサイが食べたい?ならバッハを聴け
これまたチン説が出てきたと思ったんですけれど、って現在我が家ではダジャレが大はやりしているので生暖かい目で見守ってやってください。いや、もとネタもダジャレってるで。Bach-choiもとへPak choi(チンゲンサイ)とか書いてあるから。寒すぎて全身が... -
バレンボイム、パール平和賞2025を受賞、賞金1660万円
どげしたらええだか。 いきなりなまってしまってすいません。私は京都出身のふりをしていますけれど、いや、実際京都市の生まれ育ちですが、伏見区という、いわば洛外の出身であり、かつ両親は鳥取県西部出身という生い立ちですので、時々山陰の言葉もしゃ... -
パガニーニ国際コンクール出場者24名が発表
ヴァイオリンの鬼才中の鬼才ニコロ・パガニーニの生まれた街、ジェノヴァは海に面しています。いっぺんだけ行ったことがあります。博物館に行って、パガニーニが弾いていたグァルネリ《カノーネ》も見たし、なぜか水族館にも行ったのであった。 あのときは... -
ロサンゼルス・フィルの公演が、グラーツの公演が中止
世の中が平和になりますように、という祈りは届くのかというと、なかなか届かないような気がしていて、一人一人の出来ることには限界がありますけれど、暴力に関するニュースを目にすると、反面教師というか、自らの、そして家族の行動や言動に関して、よ... -
マリア・ジョアン・ピレシュ、軽度の脳卒中でコンサート活動を一時休止
ポルトガルのリスボンに1944年に生まれたマリア・ジョアン・ピレシュはいま80歳、来月81歳。世界最も愛されるピアニストのお一人。そのピレシュが軽度の脳卒中、深刻な状況ではないものの休養と回復が必要、当面のコンサートは不可という状況だそうです。 ... -
ベルリン・フィルのチェリストを31年務めたディートマ・シュヴァルケが引退
まさに文字通りの、ハッピーリタイアメント、という感じですか。ベルリン・フィルのチェリスト、ディートマー・シュヴァルケが引退。 1958年8月うまれで現在66歳。1994年に35歳ごろの時にベルリン・フィルに入団。ショルティの指揮で演奏したマーラーの2番... -
元ミラノ・スカラ座総裁などを務めたアレクサンダー・ペレイラ(77)が横領で有罪判決
アレクサンダー・ペレイラ、オーストリア、ウィーン出身の77歳。クラシック音楽関係、特にオペラ界隈では有名な人物です。ザルツブルク音楽祭やミラノ・スカラ座のインテンダント(総裁と呼ばれるいちばん偉いポジション)を務めた大物であります。 ペレイ... -
メトロポリタン歌劇場の合唱団が暫定給与アップ5%で合意
バンザーイ!! 朝からテンション高いよね。でもね、テンション高いのは文字面だけであって、私は実に真面目な顔をして、じつにスッと背中を伸ばしてこれを書いているのだ。正確にはキーボードを叩いているのだ。あまり大きい音で叩くと隣の部屋で寝ている...