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訃報、西村朗
このところなんだかいろいろな方がどんどんとお亡くなりになっていて、気分があがっていかないですね。昨日は日本音楽界における大物作曲家の一人、西村朗さんがお亡くなりになったというニュースが駆け巡りました。癌だそうです。 作曲家の西村朗さん死去... -
シカゴ・リリック・オペラ、視聴覚障害者のための「サウンドシャツ」を導入
伝統と革新のバランスは常に変化する。変化し続ける世の中に合わせて、すべては変わっていかなければなりません。近頃の若者は、と口にするようになるとあなたは時代に取り残されているのだ。 先月ヨーロッパに行ったとき、町中であまりにも沢山のタトゥー... -
コンサートの妨害をする環境活動家のテロへの正しい対処法
環境活動家が今度はスイスのルツェルン音楽祭に現れました。しかも今回は演奏のまっただ中に現れた。さらにはブルックナーという、クラシック音楽といっても古今東西いろいろあれど、最もコアな客が集う、最もオタク的要素の高い、最もやべー演目だ。おや... -
林喜代種さんの思い出
ついに名前の由来を聞かかずじまいでした。 一回聞けば絶対に忘れない不思議な名前。それが喜代種さんでした。きよたね、と読みます。私が武蔵野市民文化会館に勤めるようになってからすぐにお知り合いになりましたので、2009年の秋からですね。なぜかとい... -
世界最高のテノール歌手の一人、スティーヴン・グールドが末期癌で余命10ヶ月
スティーヴン・グールド(ステファン・グールドとも)は日本でもその名を知られたアメリカの大テノール歌手。胆管癌と診断され、余命10ヶ月、治療法なしという状況だそうで、公式サイトでファンに別れを告げています。 Stephen Gouldhttps://www.stephengo... -
クラシック音楽に足りないのは(求められるのは)ワクワク感である
何を言うてんのや、と言われるかもしれません。クラシック音楽は静かに座って聴くもので、派手にワーキャーと騒ぐようなものではない!不謹慎だ!という声も聞こえてくるようだ。 でも待って。じゃあみなさんは何を求めてコンサートに行くのですか。非日常... -
アナトール・ウゴルスキ死す
アナトール・ウゴルスキがきのう、長く住んだドイツのデトモルトで亡くなったそうです。80歳。 EXZENTRIKER AM KLAVIER -BRhttps://www.br-klassik.de/aktuell/news-kritik/pianist-anatol-ugorski-gestorben-100.html 若い世代の人にとっては「ウゴルスキ... -
昨日からバズりまくっている動画(iPadが演奏中にフリーズ)でピアノを弾いている本人にお話を聞いてみた
iPadを使って演奏していて演奏中にiPadがフリーズしたら・・・そんな恐怖なイベントについて考えたことのある方はどのくらいおられますでしょうか。 「そんなことないだろう」と思いながら、というかむしろそんな事態について思いを馳せることなく皆さんガ... -
クラシック音楽とグッズ販売
グッズというのはロックやポップスのコンサートでは生命線というか、とても大切な収益の一つなのだそうです。グッズがバカスカ売れることでむしろ黒字になるみたいな部分もあるのだとか。 私はそれを見て常々、クラシック音楽でもグッズ販売が展開できない... -
ジョルディ・サヴァール横浜公演「完売」のお知らせ
皆様おはようございます。新しい朝が来ました。希望の、朝が。それいち、に、さん。 希望という言葉は本当に大切なことなのだと思います。希望があれば何でもとは言わないが、かなり多くのことが出来る。意思の力、あると思います、あまり精神的な人間では... -
ザルツブルク音楽祭が閉幕。入場率は98.5%という驚異的な記録
私もいたんやわ。今年の夏ザルツブルクに。私が行ったのはもう3週間も前のことでした。なんてこった。早すぎやしないか。もう3週間もたったなんて。 何をしにザルツブルクに行ったかって?そりゃあもちろんザルツブルク音楽祭に行くためさ! ・・・と言え... -
浦和レッズの暴力行為、指揮者の暴力行為
浦和レッズのサポーターは昔から過激だということで知られていましたが、度を超した暴力騒ぎによって無期限入場禁止の処分が下されました。そして今朝、イギリスの老大家、指揮者サー・エリオット・ガーディナーが先日フランスで起こした暴力事件(舞台袖...