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ヴァイオリンを演奏するロボット。インドの音楽を。
最近、何でもカタカナの名前をア行にしてしまえばインドっぽくなると読んで微笑した私です。ベートーヴェン→バーターヴァン、モーツァルト→マーツァラタ。ショスタコーヴィチ→シャサタカーヴァタ。 うむ。 今日これからご紹介したいこの機械を作った人の名... -
ドイツ大学教員連盟の2025年度最優秀教授にニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)
日本にも定期的に来日している(ですよね?)ニルス・メンケマイヤーですが、初来日に関わらせていただきまして、高崎でリサイタルをしたのですがね。その日に、大雪が降ったんですよ。よく覚えている極めて印象的な公演の一つですね。 関東地方に大雪が積... -
ロン=ティボー国際の出場者32名が発表。そのうち25名がアジア人で、フランスからはたった1名
フランス人は一人しかいないんだって。ほーさよか。 パリで開催されるロン=ティボー国際コンクール、フランスを代表する国際ピアノの(とヴァイオリン)コンクールと言えましょう。古くはサンソン・フランソワが優勝したことでもしられる。むしろ、サンソ... -
TwoSetViolin イズ・カミング・バック
TwoSetViolinがいきなり行方不明っていうか、活動停止を発表して、あまりにも唐突だったし過去の映像も見られなくなって、なんでや、というお話になっていましたけれど、またしても唐突に返ってきた。しかもヘンテコな名前で。 B²TSMっていう不思議な名前... -
アーノンクール・アーカイヴでアーノンクールの歴史に浸ろう
ニコラウス・アーノンクール。1929年に生まれ、2016年に亡くなった大指揮者であります。古楽というジャンルの偉大なる開拓者というかなんというか、ギョロギョロした目がたまらねえ、吸い込まれそうだよね。 そんなアーノンクール生誕95年というまた微妙な... -
19世紀の伝説的ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムが所有した1714年製ストラディヴァリウスがオークションへ。史上最高額が爆誕の予感。
ヨーゼフ・ヨアヒムと言えば!ブラームスのダチ。歴史上で最も重要なヴァイオリニストのお一人です。そのヨアヒムが使用していたストラディヴァリウスがオークションへ。史上最高額が出るか!と話題騒然であります。 1714年に製作されたヴァイオリン。つま... -
アップル・ミュージック・クラシックで今年一番聞かれたアルバムは
アップル・ミュージック・クラシック(Apple Music Classical)、アップルの提供するストリーミングサービスですね。日本でも始まっているサービスです。今年一番聴かれたアルバムは何かっていう話なんですけど、なんだと思います先生? びっくりしたんで... -
リッカルド・ムーティ「3大テノールではドミンゴが一番音楽的、一番の声はパヴァロッティ」
リッカルド・ムーティ。好きや嫌いやはあるかもですけれど、誰も無視できない偉大なるマエストロであることは間違いがなく、むしろマエストロという言葉が超絶ぴったりと似合う人です。その大マエストロの長文インタビューがイタリアの新聞コリエレ・デラ... -
ありがとうベルリンRIAS室内合唱団。また会う日まで
ありがとうという言葉は大好きです。ありがとうございます、はもっと大好きです。ありがとうございました、はもっともっと大好きです。なぜなら海外から来た人たちに説明するのが楽しいからです。 ダンケっていうのは、ありがとう、って言うんだろう? と... -
ニューヨーク・フィルに新CEO、フィラデルフィア管のCEOが就任
もうCEOという言葉もすっかり定着していますでしょうか。私が若い頃はCEOってなんなの、っていう感じでしたけれど、CEOね、そう、CEO。あれね、偉いんですよ(結局判っていない)。 ニューヨーク・フィルのCEOが突然辞任して、それに加えて団員のセクハラ... -
スーツケースとの別れ
たったいま、25年ぐらい使っていたスーツケースとお別れをしました。 私が留学していた時から使っていて、ほぼ今まで使っていたおっきなスーツケースです。スーツケースは、妻の赤いリモワを含めて3つあって、その中でも最大のもので、使用頻度はいまでは... -
ミラノ・スカラ座の「プッチーニ没後100年コンサート」、オーケストラのストライキで急遽ピアノ伴奏に変更
知ってましたか、プッチーニはイタリア人で、イタリアで活躍したオペラ作曲家ですが、亡くなったのはベルギーのブリュッセルなんですよ。ブリュッセルでガンの治療中に亡くなっているんですよね。ブリュッセルではクララ・ハスキルも客死しているんですよ...