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マレイ・ペライアが戻ってくる
ペライアはもう演奏していなかったんですよね。このままハッピーリタイアなんだろうなと思っていたんですが、そうではなかったということで嬉しい驚きですね。 最後に演奏したのがいつなのかはわからないですけれど、とまったままっぽい公式サイトに掲載さ... -
居酒屋「とよ」に行きたい、と青年は言った。ツアーブログその6
大阪には「とよ」というレストランがあって、そこに行きたい。 普段はいろいろと控えめな雰囲気の青年が突然そう口にしたので、こちらとしても目が大きく見開いていただろうと思う。 なんや、とよって。私はうかつだった。そういう有名なお店があるなんて... -
クラウス・マケラ、ムーティの後任としてシカゴ交響楽団の音楽監督に。2027年から5年契約
げえっ!(劉備玄徳) と声を出してしまったあなたはマンガの読み過ぎである。横山光輝先生に敬礼! まさかの、クラウス・マケラ。名前は取り沙汰されていましたが、まさかね。ぼんやりとあるかもねぐらいに思っていたんですが、シカゴの人たちは違った。... -
お好み焼き。あこがれ。マチェイ ツアーブログその5
お好み焼きという言葉は日本人にとってとても大切な意味を持ちます。なぜならおいしいからです。終わり。 だがヨーロッパ人つまりポーランド人にとってはどのように受け取られるものなのだろうか。と思って興味が津々(つつ、ではなく、しんしん、と読む。... -
女性音楽家たちはまだまだ性別による差を感じているようだという話。
先々週末、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会に行ってきましたけれど、ファーストヴァイオリンはほぼ女性でしたね。たぶんミュンヘンから来ていたゲストコンマス以外全員が女性でした。ロビーで出会い梅田駅までご一緒頂いたK氏によると、最近... -
進めマチェイ君!日本デビューが果たされる。
どの段階をもって「日本デビューが果たされた」とするのかは議論があるだろうと思うんですよ。来日したときか、最初に人前に出たときか、最初のコンサートなのか、あるいはツアーが終わった時点なのか。いや、それぞれ自分にとって都合のいいように解釈す... -
クラシック音楽とチケット代金
昨日もホールの裏側で、頑固親父とチケット代金の話をしていました。どういう話かというと、 「クラシック音楽のチケットは安いのか?」 というものです。皆様はどのようにお考えになりますか。お金の話は私たちは本当に苦手だ。だがお金は稼がないといけ... -
マチェイ・スクシェチュコフスキ、ツアーブログその3「アーティストトークに挑む」
「挑む」という書き方はしないほうがいいのだ、なぜならそれはどうもその挑むところの高みに到達していない、という風にも読まれてしまうからだ。とその昔、大先輩から聞いたことがあります。ほんとうでしょうか。私の言葉に対する繊細さが足りないのか、... -
最新の研究によれば、クラシック音楽の聴衆は増えている
増えている!!増加、増えた。なんという素晴らしい響き。増えるのは大好きです。お金とかお金とか、そしてお金とかが増えると嬉しいよ。 心の中のリアルな叫び声が聞こえてきてしまったようだ。増えたお金で何をする?別にタワーマンションに住みたいとか... -
マチェイ・スクシェチュコフスキ、ツアーブログ第2日目~激闘!おでん編
昨夜のリハーサルはおよそ4時間弱で終了しました。きけば普段から一日の練習時間は4時間とかもう少し多いか、ぐらいだそうです。 今回の調律法はスペシャルなオーダーが来ているんですよ。マチェイ・スクシェチュコフスキがバッハプログラム(とミックスプ... -
家族や恋人と共演するということについて
このブログをお読みの方であればユジャ・ワンというピアニストと、クラウス・マケラという新進指揮者の事はご存じの方も多いでしょう。ユジャ・ワンは誰もが認める超・超絶ピアニストであり、クラウス・マケラは日本にもすでに何度もやってきている20代の... -
ツアーブログを始めようか。始めましょう。マチェイ・スクシェチュコフスキ初来日ブログ第1日目、第2日目
ほら、欧米のオーケストラがときどきやっているじゃない?ツアーブログっていうやつ。それって最近は流行らないのかな。みんなやっているのかな。やっているよね。やっている。うん。多分。だからというわけでもないけれど、日々のこの世界のニュース的な...