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ブリン・ターフェル、引退を示唆
バスバリトンのブリン・ターフェルは今年60歳。そして13年ぶりにメトロポリタン歌劇場に戻ってくるぜ。トスカのスカルピアを歌うぜ、ということになっていて、それにあわせてニューヨーク・タイムズに記事がでているのですが、これがスカルピアをオペラハ... -
伝説の演出家、オットー・シェンク死去、94歳
オペラの演出家、偉大なる伝統の体現者。ウィーンに生まれ育ったウィーン人。1951年から劇場で俳優として、また演出家として活躍を始めた劇場人。オットー・シェンクが94歳で亡くなりました。 昨今の、読み替え的な演出でブーイングを言わせることに快感を... -
35歳未満の若者は、親の世代よりもクラシック音楽を聴いているというイギリスの調査
キター!ロイヤル・フィルの調査結果。毎回楽しみにしています。いやなにが面白いかって、意外な事を教えてくれるからですね。もちろん、イギリスの話なんで、日本とは違うんで、という冷徹な言葉を投げかけることも出来るのですが、しかし、人類皆兄弟。... -
ドイツの大富豪、ハンブルクの新オペラハウス建造のため3億ユーロ(490億円ぐらい)を用意
どえりゃー話ですね。3億ユーロ(490億円ぐらい)という超大金をほいっと出そうというのだから。ハンブルクと言えばクラシック音楽的にはエルプフィルですか。エルベ川沿いに建てられた豪華絢爛な建物で、なんとその総費用7.9億ユーロというものでした(当... -
末期癌と闘いながら先月80歳を迎えた指揮者マイケル・ティルソン・トーマスのインタビュー
BBCミュージック・マガジンに昨日、マイケル・ティルソン・トーマスのインタビューが掲載されました。多分、この記事のためにインタビューしたものだと思う。と思う、と書いているのは、過去の記事やインタビューからの引用で新しい記事が書かれることもあ... -
1683年製ストラディバリウス、「ex Petherick」、17歳の手に
レオンハルト・バウムガルトナー、いい名前だ。2007年うまれの17歳。いやーしかしいよいよ2000年代生まれが音楽の業界の中心に位置するような時代になってきたということでしょうかね。 グラーツ出身のティーンエイジャー、レオンハルトさんはい2022年から... -
ウィーン・フィル2026年ニューイヤーコンサートの指揮者はヤニク・ネゼ=セガン。カナダ人初&メトロポリタン歌劇場の音楽監督初。
悲願だったと思うんですよ。セガンの。 あああああ今日も朝からつまらぬダジャレを言ってしまった!!!ギャアアアアアアッ!!! まあすでに新年早々発表されているニュースなんで、ここで敢えて書く必要性というか、もうみなさんご存じですよね、という... -
新年早々、スマホが水没にともない壊れ大騒動。弊社大打撃。
2025年、遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年も多くの皆様とわしゃわしゃして行けましたら幸いです。 本当は昨日ぐらいからブログも再開しようかなとぼんやり思っていたのですが、なんと!スマホ水没事故がハワイで起こりまして(常磐の)... -
年末の御礼
2024年もありがとうございました。皆様の今年は良い年だったでしょうか。世の中暗い出来事も多くあったように思います。弊社的にはユーロ高、ホテル高、国際渡航費高に苦しめられた年でした。そして久々の「来日不可」というキャンセル案件もございました... -
ビザのオンライン申請が楽そうだぞという話、来年やるぞ、という話
今日は12月30日月曜日。平日だけど大多数の皆様はゆっくり過ごされているのではないでしょうか。さすがにもう、来年の話をしても鬼は笑わないと思うんですよ。赤鬼なら泣いていると思います。 来年早々にやろうな、と思っていることがすくなくとも一つあり... -
中川優芽花(ピアノ)、年末年始6公演に出演のため、本日帰国
今日からいわゆる年末年始で、昨日が土曜日だったことから、昨日から休んでますよという方もおられることでしょう。私はというと、一昨日夜から京都市方面におります。一面的には、私の両親に孫を見せる、いわゆる「孫見せ興行」のため、という意味もあり... -
コロラド交響楽団に63年在籍した83歳のチェリストがこの年末をもって引退。夫婦で在籍116年。
老いても元気!元気が一番。輝ける人生を送ってこられたんだろうなと思いますけれど、それでもいつかは引退せんければならぬ。マーガレット・ホップナーさんもその一人だ。 半世紀を超えてコロラド交響団のチェリストとして活躍したマーガレットさんはとう...