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ブロムシュテットは明日97歳。誕生日にブルックナーをブルックナーの聖地で。
ヘルベルト・ブロムシュテットが明日、97歳の誕生日を迎えるという。いやはやとてつもないことですね。これまでに少なくとも2回は転倒して怪我をしたためキャンセルということがあって、そのたびに誰もが、ああこれでこのまま引退からの、、、という覚悟を... -
ザルツブルク音楽祭の2025年から3年間のメインスポンサーはヴュルト・グループ
ザルツブルク音楽祭といえば、サウンド・オブ・ミュージックの舞台でありカラヤンの生地であるザルツブルク(オーストリア)で毎年夏に行われる音楽祭で、私も昨年ザルツブルクに20年ぶりぐらいに1日だけ行ったんですよ。音楽祭にはいかなかったけど、ヤメ... -
世界的チェリスト、アントニオ・メネセスが進行性脳腫瘍との闘病を発表
ブラジルのヒーロー、チェリストのアントニオ・メネセスは1982年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、以来ソリストとして、そして室内楽奏者としても幅広く知られ尊敬されてきました。柴犬のももちゃんとの生活でも有名。そして世界一有名なピアノ... -
いよいよ本日最終日、ヤメン・サーディ&中川優芽花日本ツアー
来るべき日がやってきて、去って行く。それが人生であります。二週間近く前に、福井県福井市でスタートしたこのツアー、いや、このツアーとか書いてはいけない、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の若き新コンサートマスターであり、ウィーン・フィルハーモニー... -
ジェルジ・クルターグにウルフ賞、賞金10万ドル
98歳にしてオペラを作曲しているというとんでもない男、それがクルターグ。私が学生だった20年以上前からして、すでに大家(おおやではなくたいかとお読みください)として知られていたわけですが、いまや生ける伝説であります。 あまりこういう言葉を使う... -
ケルン市、フランソワ=グザヴィエ・ロトとの契約を1年前倒しで終了
今年5月にセクハラで告発され活動停止中のフランソワ=グザヴィエ・ロトがケルン市との契約、すなわちケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団およびケルン歌劇場との契約を予定よりも1年早く終了することになったというニュース。「双方の合意により協力関係を解... -
ヤープ・ファン・ツヴェーデンの後任として香港フィルの音楽監督に就任するのはタルモ・ペルトコスキ24歳
まじですか。香港フィルもすごいことをやってくれおるわ、という感じですね。ヤープ・ファン・ツヴェーデンの後任として音楽監督にいま超絶売り出し中のフィンランドの24歳、タルモ・ペルトコスキを選出。2026年から4年契約。これはうむ、素晴らしい人選か... -
アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ弦楽四重奏団のメンバーチェンジ
シャルロット・サリュースト=ブリドゥーさんがキアロスクーロ弦楽四重奏曲の新しいメンバーとなった、というお話です。 キアロスクーロ弦楽四重奏団は日本にも何度も来ているし、そもそもリーダー的存在であるヴァイオリニストのアリーナ・イブラギモヴァ... -
中川優芽花ピアノ・リサイタルの曲目が変わった件、ちらしが出来た件。
いまヤメン・サーディと絶賛全国5箇所をツアー中の中川優芽花です。22歳です。私が思うに、とんでもない傑物です。ここまでのところ3公演に出演して、ピアノやばい!うまい!すごい!キャー!ギャー!ぎょえーーー! おおげさ。 といった反応を頂いていま... -
ラヴェルのボレロは誰の作品なのか
ラヴェルのボレロというと、最も奇妙で最も効果的で最も大好きで最もいけている最も最高の・・・・・・ま、ええ曲ということやね。 15分間ひたすら同じ2つの旋律が繰り返されて、ひたすらクレッシェンドしていって、最後にカタストローフ!!うおーー!店長来た... -
「北とぴあ 音楽と本祭 Vol.1『親愛なるレニー』」に出品します
北欧の音楽を日本に積極的に紹介されているミュージックプラントの野崎さんという方がおられまして、そのパワフルさとポジティブさは常に見習わないといけないなと思っています。いつもネガティブな方向に考えが行ってしまう私のような人にとって刺激であ... -
クララ・ハスキルの優勝者、クララ・ザールへ
東広島芸術文化ホールくららの翌日は、なんということでしょう、同じ名前を持つクララ・ザールという、久留米の、西鉄三潴駅すぐにあるスペシャルなホールで演奏させて頂く機会を頂戴しました。熱気ムンムンの完売コンサート。 コンサートホールという素晴...