なんで10と違うんですか。もやもやしますね、もやりますよこれは、どうして9なのか、そこには哲学的な問いが潜んでいるに違いない。3×3は9だから?それとも、4+5で9だからだろうか?あるいはこれは、12-3なのかもしれない。
さあ存分に混乱していただいたところで、本日のお題である。ニューヨーク・タイムズ紙が、2025年、今年のこれまでのベストクラシック音楽、という記事を出していたので読んでみました。なかなかに含蓄に・・・・・・あっちょっと待った!!2+0+2+5=9ですね。唐突に思い浮かびました。だから9なんですよ(困惑)。
・R.シュトラウス《サロメ》(メトロポリタン歌劇場)
・タカーチ弦楽四重奏団(フリック・コレクション)
・イム・ユンチャン(カーネギーホール)
・ソンドラ・ラドヴァノフスキー(メトロポリタン歌劇場:《トスカ》)
・フィリップ・グラス《アクナーテン》(ベルリン・コーミッシェ・オーパー)
・ケイト・ソーパー《Orpheus Orchestra Opus Onus》(ニューヨーク・フィル)
・クリストファー・セローン《藪の中》(プロトタイプ・フェスティバル)
・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(カーネギーホール)
・パトリツィア・コパチンスカヤ(ニューヨーク・フィル)
さあどれが気になる?私としてはですね、わくわくするのは《藪の中》ですかね圧倒的に。もちろん、というか、あっ、そうかと思うのですが、芥川龍之介の小節に基づいて書かれた作品だそうです。これは気になるところ。
日本の文化は世界的に高く評価されるところではあると確信しておりますが、こうして芥川龍之介の作品に基づく音楽作品が海外でも作られて上演されるというのはとても興味深いですね。ほんでもってニューヨーク・タイムズ紙という、いってみれば俺たちの虚栄心をくすぐってくれる新聞がこうして今年前半のベスト9(しつこいけどどうして9なの)に選んでくれているというのはとてもとても興味が尽きないことであります。
いや、今年ももう半分終わったん?という驚愕の気持ちとともに、今年後半も頑張っていきまっしょい。
今年後半は本気出します(いつものやつ)
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