ウィーン国立歌劇場、舞台上から煙があがり「カルメン」の上演が一時中断

猿も木から落ちる、という言葉があります。河童の川流れという言葉もあります。弘法も筆の誤り、とも言います。

さああなたが一番好きなのはどれっ!!ファイッ!!

私はね、河童の川流れかな。こう、なんていうか、カッパがうっかり流されているっていうのは、非現実的で幽玄な感じがしてたまらないやね。その点サルはどうだ。リアルな感じがする。弘法はどうだ、ガチな感じがする。硯とか壁に投げつけたりしてない?

もちろん、好みの問題だから、どうこういうつもりはないし、どうこう言われるつもりもないんだけれどね。ハハ、朝から元気だね。そらそうよ、日課の7kmウォーキングしてきたんだもの。

ウィーン国立歌劇場というのは、世界のオペラハウスの頂点であって、ゴージャスなオーケストラ、豪勢な歌手陣に、ギンギンのステージング。読み替え演出はいかがなものかと思うけれど、でも、ギンギンなこともあるので、それはそれで面白いこともあるはず。でもやっぱりオットー・シェンクとかのギンギンな演出もいいよねって、こないだウィーン・フィルのメンバーともそういう話になったよ。ってどっちもギンギンってどういう表現や。ま、かたいこと言うなよ兄弟。

そのウィーン国立歌劇場でカルメンの上演中に舞台上で煙が上がり、火災報知器が鳴ったと。これは珍しい事故ですね。だから河童の川流れってこと(オペラとカッパってどうも座りがわるいな)。

原因はステージ上に置かれた車のヘッドランプのケーブルの絶縁不良にともなうショート。配線がとろけたことによるものだそうです。いったん上演は中断、観客も落ち着いて劇場からいったん出て、上演再開。無事終演。劇場は、安全上のリスクはない、今後も発生しない。と発言。

担当者は激詰めされたかもしれないが(あるいは、これからはこれ要注意な、という知見が得られたという感じで、おだやかに終了したのかもしれない。むしろそうであったことを希望したい私としては)、ともかくカッパはこの後川を流れない、ということである。

さすがウィーン国立歌劇場!カッパの中のカッパ!!

どうも今日はカッパという言葉にだいぶ取り憑かれちゃっていていけない。

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