2023年4月– date –
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約30年間ゲルギエフの個人秘書を務めた女性がイスラエル・フィルへ
思い切った決断をしたんだろうなと思います。あるいは、もうくたくたに疲れちまったんだよ、ここらでそろそろ気分を変えたい、と思ったのかもしれない。ひょっとするとその両方かもしれないし、さらにもっと異なる深い理由があるのかもしれない。 アリサ・... -
ホロヴィッツの、かつて見たことのない画像をいっぱいみたい?ならFacebookへ
インターネットって便利ですね。もう過去には戻れませんね。その昔、会社の机にパソコンがなかった時代っていうのはどういう風だったのだろうか。もはや想像もつかない。 しかし神様仏様ホロヴィッツは色あせない。永遠に。かつて斎藤雅弘さんが「ガチャー... -
ウクライナのオーケストラ、イギリスのビザが出ずツアーの一部を中止または延期、1400万円以上の損害を被る。
ウクライナのオーケストラがイギリスに入国出来ませんでした。ビザが出なかったんで。 どういうこっちゃと思いますよね。日本でも最近ビザに関していろいろとトラブルというか、風の噂のような、ふわふわとした裏付けのないような話がいろいろとありまして... -
ウィーン国立歌劇場で暴言を吐いたドイツ人客、生涯入場禁止&懲役3年執行猶予4ヶ月
去年の秋に、ウィーン国立歌劇場で暴れたお客様がおられました。 へえ、お客様は神様で・・・。 お客様はお客様です。神様ではありません。この件は本ブログでも書きましたが https://officeyamane.net/vienna-state-opera-disrupted/ どういう状況だった... -
ジャナンドレア・ノセダは高価なヴァイオリンをオーケストラに無償で貸与する
ジャナンドレア・ノセダは自分が買った弦楽器(ヴァイオリン7ヶ、ヴィオラ1ヶ)を、自身が2017年から音楽監督を務めるワシントン・ナショナル交響楽団のメンバーに貸与している。しかもオールド・イタリアン(古いイタリアの楽器)で、総額500万ドル(6億6... -
ブルージュ国際コンクール2023チェンバロ部門優勝者ツアーを来年春に実施
世界屈指の古楽器のためのコンクール、ブルージュ国際コンクール(MA Competition)は1964年に初めて開催され、以降幾多もの世界的古楽器奏者を輩出してきました。 このたびオフィス山根では、コンクールの事務局と話し合いの結果、本年夏5年ぶりに開催さ... -
世界最高の古楽コンクール、ブルージュ国際古楽コンクールは今年の夏、5年ぶりとなる「チェンバロ部門」を開催(優勝者による日本ツアーを来春実施)
日本人は1位とか優勝とか1番とかが好きです。私も大好物です。「1番じゃないとだめなんですか」「はいだめなんです」 そんな・・・って思われるでしょうか。でもね、1位とか優勝とかいう言葉が持つ魔力は圧倒的に強いんですよ。それでも納得がいかないあな... -
ベルリン・フィルがキーウ(キエフ)交響楽団およびウクライナ・ユース交響楽団のパトロンになる
クラシック音楽とパトロンに関する本を書いたからと言うわけではないんですけれど、パトロンとパトロンの活動には関心があります。いろいろな形態がりますけれど、裕福な個人が作曲家を支援する、あるいは文化財団が器楽奏者を支援する、とかそういうのが... -
ダニエル・バレンボイムの近況
バレンボイムは元気ですか。はい元気です。 先週土曜日はベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールで指揮をしました。オーケストラはバレンボイム=サイード・アカデミー・オーケストラ。いわゆるユースオーケストラです。この日がオーケストラのデビュー公... -
簡単にクリスティアン・ティーレマンになれる方法、教えます
クリスティアン・ティーレマンというドイツの指揮者は、まだ若いというイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんけれど、気がつけば大家の域に突入せんとしておりますね。むしろ64歳だからもう大家だ。「レパートリーが狭い」とか「タメが変だ」とか... -
オーケストラがストライキをすることは正しいか?
ストライキは労働者に認められている権利です。日本でも昔はあったように記憶していますけれど、最近は滅多にありません。フランスで大規模なストが起こっていたニュースも目にしていますけれど、何かどこか別の世界の話のように感じているところもあるの... -
アンジェラ・ゲオルギュー、8年振りのメトロポリタン歌劇場がコロナ陽性でキャンセルに
アンジェラ・ゲオルギューという名前は特別ですね。特別だ。 ディーヴァ(歌姫とかそういう意味)という言葉があってそこにはいい意味も悪い意味も含まれるわけですけれど、ゲオルギューという人にはそれがばっちり当てはまるようだぞ、と私は思っています...