ウィーン交響楽団のコンサートマスターにモルドバ出身の2人が同時に就任

© Walter Voglmayr - Wiener Symphoniker

おととい発表になっているのですが、ウィーンの第2のオーケストラ、ウィーン交響楽団の第1コンサートマスターにモルドバ出身の2名のヴァイオリニストが同時に任命されました。第1っていっても一人しかいないわけではないので、お気をつけ下さい。第1は2~3名いることもざらにあるんだぜ。

NEW FIRST CONCERTMASTERS FOR THE WIENER SYMPHONIKERWiener Symphoniker

おもしろい。

あ、おもしろいというのはコンサートマスターが2名同時に決まったという所にかかっているんで、そこんところよろしく。しかも2人ともモルドバ出身ということなので、母国語でひそひそ話もできるな!

一人はキリル・マキシモフ Kirill Maximovというお名前で、2017年からトーンキュンストラー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めていた。ウィーン国立音楽大学でドーラ・シュヴァルツベルクに学んだ。ドーラ先生はメガネが特徴的な大きな先生です。いまでもお元気なのかな。

もうお一方はお名前が読めないんですけどDumitru Pocitariと書くので、ドゥミトル・ポチタリとかそういう風に読むのでしょうか。こちらはイスラエル・フィルに2014年に入団し2019年からコンサートマスターを務めていた。

マキシムさんのほうは1716年のストラディヴァリウス《元オッペンハイム男爵》を弾いていると。元オッペンハイム男爵とか書くとかび臭くていけないね、《エクス・バロン・オッペンハイム》と書いた方がきれいに響くね。そうだね。

お二人のご活躍とウィーン交響楽団の未来にさらなる栄光があることを。

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