チャイコフスキー国際コンクールは本日オープニングセレモニー、明日から審査が開始。7月1日まで。

チャイコフスキー国際コンクールは本日オープニングセレモニーが開催され、明日からコンクール開始となるようです。7月1日まで。

23カ国から集まっていると書かれた参加者のリストを眺めると、どの部門において圧倒的にロシアが多く、ロシア、ロシア、ロシア、と書かれているのはやはり異様な感じ。国際コンクールというよりも、想定されたことですがむしろ国内的な意味合いが色濃く出ていますね。アメリカやヨーロッパからの参加者は数えるほどしかいません。あ、アメリカ、と見つけた人はロシアっぽい名前だったので、ロシアにルーツを持つ方なのかもしれません。

The solemn opening ceremony of the XVII International Tchaikovsky Competition will be held on June 19, 2023 near the Great Hall of Moscow Conservatory The XVII InternationalTchaikovsky Competition
https://tchaikovskycompetition.com/en/news/489.htm

ロシアの次に多いのは恐らく中国で、これはなんとなくそうなのかも、と想像の範囲内。そして韓国からの参加者、日本からの参加者も数名ずついる、そういう感じです。応募することを決めて実際に参加している人たちのことは応援したいという気持ちもないわけではないものの、芸術と政治や戦争は別、と切り離して考えられるものでもありません。

審査委員の名前は発表されておらず、これはサイトの更新が間に合っていないだけなのか、公にしないという事になっているのかは不明。

このコンクールは毎度フランスのmedici.tvがインターネットライブ配信をしていましたが、今回はもちろん不参加。とはいえライブ配信はおそらくあって、VKと書かれているからフコンタクテっていうロシアのサービスを使ってするのでしょう。

今年は1958年の第1回開催から数えて65年目となるわけです。これまでに幾多もの大きな才能を生み出してきた名コンクールですが、今年は特殊な回として人々の記憶に残ることになるのでしょう。戦争によってこのようなことになってしまっているのは本当に残念です。

次回の4年後には戦争が終結し情勢が落ち着き、参加者もふたたび国際的に幅広いものとなり、笑顔で「頑張れ!」と誰もが誰に対しても応援できるようになっていることを願います。

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