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チェコ・フィルの首席指揮者で芸術監督セミヨン・ビシュコフ(71)、2028年で退任
チェコ・フィルと言われてどんな指揮者の名前が浮かぶのか。クーベリック?ターリヒ?アンチェル?ノイマン??ビエロフラーヴェク??それともア・・・・・・アシュケナージ???長期にわたってつとめたのはノイマンの21年、ターリヒの合計20年。どちらもチェ... -
キリル・ペトレンコ、ウィーン・フィルをキャンセル
これはなかなか劇的な。キャンセルという言葉そのものが劇的な響きを持ちますが、このキャンセルはなかなか劇的だと言えましょう。 どういうこっちゃ。つまり、キリル・ペトレンコが今日からのウィーン・フィルとの4公演を突如キャンセルした。つまり、こ... -
ベルリン・フィル首席ヴィオラが試用期間を突破
オーケストラの入団には2ステップあって、1つめがまず試用期間に入ること。そしてその次がその試用期間が終わること。 このツーステップを経て、正式採用となるわけだ。いきなり正式団員にしてしまうと、入団後に「うっそ、こんなはずでは!」というミスマ... -
一人ショスタコ10番
「ものすんんんごく時間がかかったんだ。」 もうね、アホすぎて大爆笑する。いやーすごいわ。そら時間かかるやろ。なんというか、若い、若いな!!いいぞ若者!!カルテットじゃないぞ、交響曲だよ。レブレヒトが紹介しているカナダのマギル大学に在籍中の... -
不死鳥ブロムシュテット、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を指揮
いま、不死鳥という言葉がこんなに似合う人もいないのではないですか。不死鳥にいまという言葉をつけるのも変か。しかし「転んでしばし休息」というニュースが少なくとも2回はあって、そのたび誰もが、ああこれでもう・・・・・・、と悟った。にも関わらず、また... -
クラウス・マケラ、ムーティの後任としてシカゴ交響楽団の音楽監督に。2027年から5年契約
げえっ!(劉備玄徳) と声を出してしまったあなたはマンガの読み過ぎである。横山光輝先生に敬礼! まさかの、クラウス・マケラ。名前は取り沙汰されていましたが、まさかね。ぼんやりとあるかもねぐらいに思っていたんですが、シカゴの人たちは違った。... -
家族や恋人と共演するということについて
このブログをお読みの方であればユジャ・ワンというピアニストと、クラウス・マケラという新進指揮者の事はご存じの方も多いでしょう。ユジャ・ワンは誰もが認める超・超絶ピアニストであり、クラウス・マケラは日本にもすでに何度もやってきている20代の... -
サロネンの退任問題でサンフランシスコ交響楽団が声明を出す
エサ=ペッカ・サロネンが任期を延長せず来年で退任する件に関してはガタガタとあちこちが揺れていて、オーケストラの音楽家たちがchange.orgでキャンペーンを展開中であります。5000人を超す署名が集まっており、次の目標は7500とあります。 この数が多い... -
サンフランシスコ交響楽団の団員たちがサロネンを呼び戻したいと結束
「冥利につきる」ということばがありますけれども、まさしく指揮者冥利に尽きるというか。指揮者というのはオーケストラからあまり好かれないことが多く、「指揮者なしのときが一番うまく演奏出来るよ」みたいな自虐的なギャグをいう演奏家もいるほどなん... -
エサ=ペッカ・サロネン、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を2025年で退任
2020年から、マイケル・ティルソン=トーマスの後任としてサンフランシスコ交響楽団の音楽監督になり、5年契約を結んでいたフィンランドのエサ=ペッカ・サロネンが契約を延長せず、当初の予定通りの5年で、つまり2024/2025年のシーズンをもって退任するこ... -
男性指揮者も産休&育休をとる時代へ!
日本でも男性が産休や育休をとることが可能になっている時代です。私も財団に勤務していたとき、育休が権利としてあるということを知って、休もうかな、と一瞬考えたこともあったのですが、実行に移せなかった昭和人間です。 だが若い人はガンガン休んでほ... -
環境活動家への対応。アントニ・ヴィットの場合
コンサートホールに現れる環境活動家たちのやり方はまずい。とにかくまずい。過激にやらないと注目されないという気持ちの現れなのでしょうけれど、単純に対立をあおるだけなのように感じます。繰り返すうちに人々は気がつく、などと考えているのでしょう...