アメリカ– tag –
-
マイケル・ティルソン・トーマス、ニューヨーク・フィルの定期演奏会を指揮へ
シーズンの最初のプログラムを指揮する予定が発表されたとのこと。 マイケル・ティルソン・トーマスは進行性の脳腫瘍と診断されてからも病気と闘いながら力強く舞台に立ち続けてきている。先日はサンフランシスコ交響楽団の定期演奏会におそらく最後の出演... -
サンフランシスコ交響楽団の団員たちがサロネンを呼び戻したいと結束
「冥利につきる」ということばがありますけれども、まさしく指揮者冥利に尽きるというか。指揮者というのはオーケストラからあまり好かれないことが多く、「指揮者なしのときが一番うまく演奏出来るよ」みたいな自虐的なギャグをいう演奏家もいるほどなん... -
キャスリーン・バトルがメトロポリタン歌劇場でリサイタルを開催
昨日韓国のあるマネージャーさんと上野で会っていまして、これというスター、今後のスターがいまほんとうにいなくなっている、韓国に呼びたいと思うアーティストはほとんどいない、と嘆いていました。わかるような気がする。わかるような気がするとか言っ... -
ホロヴィッツに学んだピアニスト、死去
うわー。 もちろん会ったことがあるわけでも、実演に触れたことがあるわけでもないのですが、やはりびっくりしますし、残念だと思います。ピアノを学んだことのある人間の一人として、やはりバイロン・ジャニスの名前は伝説的な輝きをもっているわけです。... -
エサ=ペッカ・サロネン、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を2025年で退任
2020年から、マイケル・ティルソン=トーマスの後任としてサンフランシスコ交響楽団の音楽監督になり、5年契約を結んでいたフィンランドのエサ=ペッカ・サロネンが契約を延長せず、当初の予定通りの5年で、つまり2024/2025年のシーズンをもって退任するこ... -
ロサンゼルスでコルバーン・スクール新校舎の建設始まる。フランク・ゲーリー設計。
フランク・ゲーリーと言えばめちゃくちゃな建物で有名で私もわくわくしながら大学生の頃に「新建築」を読んだものだ。調布図書館で。お金がないから図書館で読むんだよ。 クラシック音楽でフランク・ゲーリーと言えば何を差し置いてもロサンゼルス・フィル... -
サンフランシスコ・バレエ団に匿名の寄付、90億円
ちょっ。 サンフランシスコ・バレエ団に匿名の寄付、約90億円。 景気がええな!というレベルの話ではなくて、なんども見直してしまった。90億円ってどういう? しかも匿名の寄付ってものすごいな。アメリカさんはケタが違うとはいうものの、これはさすがに... -
オーケストラコンサートのプログラミングを考える
モデスト交響楽団っていうのがアメリカにあってさー。 知らんな。モデストだなんてなんて素敵な名前。ムソルグスキーの友達か、それとも控えめなのか(モデストは謙虚なとか、遠慮がちなとかそういう意味)!!! と思ったらモデストっていうのは地名らし... -
さようなら小澤征爾
日本の戦後クラシック音楽界における象徴。巨人。 今後これほどまでの巨人は現れないのではないかと思われる日本の宝。残念ですが、来るべき日が来ました。2024年2月6日東京の自宅で、心不全で死去。88歳。 難しい漢字なのにみんな読める。それは小澤征爾... -
2024年のグラミー賞が発表される
グラミー賞、クラシック音楽におけるグラミー賞の意味というものがますます薄まってきているのではないかと思っています。そもそも新しい録音に興味のある人がいぜんほどいないというのが一番の要因で、なぜ興味が出ないかというと、同じ曲を同じように録... -
マイケル・ティルソン・トーマス、間もなくサンフランシスコ交響楽団との最後の定期演奏会
マイケル・ティルソン・トーマスが定期演奏会に出席するのはこれが最後、というアナウンスのもと、ただいまマーラーの5番、3公演に出演中のマイケル・ティルソン・トーマス。当然のごとく超満員で、昨日、おとといと素晴らしい演奏会になったようです。今... -
メトロポリタン歌劇場の危機
危機感は常に持ち続けないといけません。立ち止まってしまうとすぐにそこから落下していくのです。登って行くのは大変だが落ちるときは一瞬、とはよくいう話です。 メトロポリタン歌劇場はどうでしょうか。観客の動員数は昨シーズンから10%増えて73%にまで...