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トランスジェンダー、ノンバイナリー歌手のための第1回トゥルー・ヴォイス賞とは

ノンバイナリーという言葉が出てきた頃、なんだなんだ?と思って見ていましたが、つまりそういうことなんです。どういうこと?詳しくはググってきて。

ワシンントン・ナショナル・オペラが創設したトランスジェンダー、ノンバイナリー歌手のためのトゥルー・ヴォイス賞(「本当の声」賞とかですね)、第1回目の受賞者が来週の水曜日、つまり2024年5月1日にコンサートをワシントンのケネディ・センターで開くということだそうです。ワシントン・ポストに詳しい記事が出ているのでそちらもどうぞ。

伝統的に西洋オペラの世界ではズボン役と呼ばれる役があって、女性が男性役を歌う、演じるということがある。また古くにはカストラート、そして現代ではカウンターテノールというものもある。日本にだって宝塚があるし、女形という言葉もありますね。むむむ、日本はもともとノンバイナリーに優しい世界だったのかもしれない。

キャサリン・ゴフォース(33)は、男性として生まれたが、自身を男性でも女性でもないノンバイナリーと理解している。伝統的な声域に当てはめるとテノールということになる。実際の声は、こういう感じ。クダクダを歌っている動画。オネーギンね。チャイコフスキー。

この賞を受賞したことで、ワシントン・ナショナル・オペラからキャリア支援を受けられることとなった。コンサート、トレーニング、指導。

しかし、ノンバイナリー歌手のための役というのは過去のレパートリーにはないと思われるので、今後は新作に期待したいということのようですね。芸術の枠を前進させると。ノンバイナリー歌手のための役を入れた新作、それが今後は求められるということになる。これからのオペラ界に求められていくことなのかもしれない。

もちろん、すぐに実行出来るかもしれないのは、いわゆる読み替え演出、「実はタミーノは、、、、」とか、「オテロは本当はね・・・」、とかそういうやつ。そういうやり方もできなくはないでしょう。

ただ、それでは一般的な聴衆がすぐにはついてこれないかもしれない。なかなか一筋縄ではいかないのではないか、とも想像できるわけですが、今後ワシントン・ナショナル・オペラやアメリカのオペラハウスなどがこのような取り組みを進めていくのか、あるいは行かないのか、そのあたりは注視とまでいうと大げさですが、なんとなく頭の隅に入れておきたいことかもしれない、と考えます。

どんなバックグランドの人でも才能を発揮できる、輝ける、それが現代というものではありませんか(ただしそのために何かを強引に否定したりねじ曲げたりするのも間違っている。なんでもバランスですね)。

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