【ウィーンの新コンサートマスター】6/29(土)ヤメン・サーディ 広島初上陸!(18歳以下無料招待あり!) チケットはこちらから

第9回ベートーヴェン賞2023の受賞者はギドン・クレーメル

コンクールが世界中に溢れているのと同じように、なんとか「賞」も世界中に溢れている。どうしてこんなに賞があるのだろう、と思うのですが、それはお金を使いたい人がいるから、というといじわるが過ぎますでしょうか。

ある程度以上のお金があり、何かそれを有効な事に使いたい、という個人であったり団体であったり、様々だと思うのですが、賞を設けて定期的に誰かに賞金を与える。そうやってお金が回っていくことで音楽文化が助けられるし、若い世代を育てるためにも役立つ、かもしれない。有名になればあの賞がもらえる、となると、がんばって行こうぜ、ということになるかもしれない。ないよりはあったほうがずっといい、かもしれない。

今回着ドン・クレーメルに授与されたのはベートーヴェン賞。ベートーヴェン賞なるものの存在を今日初めてしったのですが、毎年1名に一度与えられる。ベートーヴェン・アカデミーというのはベートーヴェンの生地ボンの近く、車で南に20分ぐらいいったところにあるらしい。アルゲリッチなんかをパートナーに迎えていて、広告塔になってもらっている。

Beethoven Academy
http://www.beethovenacademy.org/

その目的は、人権、平和、自由、貧困の削減、そして多様性、なのだそうです。クレーメルが受賞に至った理由は、長年戦争や紛争などで抑圧されてきた若い音楽家をさまざまな形で支援してきたこと、ということだそうです。チャリティコンサートや、自身の財団を通じての楽器貸与や奨学金活動が評価された。

ジーメンス賞みたいにおっそろしい金額が動くのもいいけれど、こうしてちいさくちいさく(といっても1万ユーロ=158万円ぐらい)もらえるのも、じわじわと意味があると思う。ちなみに今年の受賞者は、ギドン・クレーメルということです。

コメント

コメントする