世界の音楽ニュース– category –
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末期癌と闘いながら先月80歳を迎えた指揮者マイケル・ティルソン・トーマスのインタビュー
BBCミュージック・マガジンに昨日、マイケル・ティルソン・トーマスのインタビューが掲載されました。多分、この記事のためにインタビューしたものだと思う。と思う、と書いているのは、過去の記事やインタビューからの引用で新しい記事が書かれることもあ... -
1683年製ストラディバリウス、「ex Petherick」、17歳の手に
レオンハルト・バウムガルトナー、いい名前だ。2007年うまれの17歳。いやーしかしいよいよ2000年代生まれが音楽の業界の中心に位置するような時代になってきたということでしょうかね。 グラーツ出身のティーンエイジャー、レオンハルトさんはい2022年から... -
ウィーン・フィル2026年ニューイヤーコンサートの指揮者はヤニク・ネゼ=セガン。カナダ人初&メトロポリタン歌劇場の音楽監督初。
悲願だったと思うんですよ。セガンの。 あああああ今日も朝からつまらぬダジャレを言ってしまった!!!ギャアアアアアアッ!!! まあすでに新年早々発表されているニュースなんで、ここで敢えて書く必要性というか、もうみなさんご存じですよね、という... -
コロラド交響楽団に63年在籍した83歳のチェリストがこの年末をもって引退。夫婦で在籍116年。
老いても元気!元気が一番。輝ける人生を送ってこられたんだろうなと思いますけれど、それでもいつかは引退せんければならぬ。マーガレット・ホップナーさんもその一人だ。 半世紀を超えてコロラド交響団のチェリストとして活躍したマーガレットさんはとう... -
フランソワ=グザヴィエ・ロトの捜査は打ち切り。証拠不十分で。
今年5月にセクハラ疑惑で本人が謝罪したものの、世の中からはバッシングされ、活動を停止ししているフランソワ=グザヴィエ・ロト。 ドイツ、ケルンの検察当局が捜査をしていたようですが、証拠不十分ということで捜査は打ち切りになったそうです。ロンド... -
イスラエル・フィルの伝説的コンサートマスター、ハイム・タウブ死去99歳
まだソースがレブレヒトのブログだけなので100%の確証は持てていませんが、ハイム・タウブが亡くなったそうです。99歳。1925年に生まれ47年から51年までジュリアード音楽院でガラミアンに師事。ピッツバーグ交響楽団のメンバーになるも、イスラエルに帰国... -
2024年、今年国際コンクールで優勝した人や音楽賞を受賞した人の一覧
今日も今年を振り返る投稿。 今年もいろいろコンクールとか賞とかがあって、それを受賞した人一覧っつうのをですね、ヴァイオリン・チャンネルが紹介していまして、まああるわあるわ。ズラズラずらずらとと並んでいまして、よくぞこんなにも賞があるものだ... -
2024年、今年亡くなった著名クラシック音楽家たち
今年もまもなくあと1週間。レブレヒトが今年亡くなった音楽家リストを日付順に書いています。 もちろんここにない名前もたくさんあるでしょう。世界中には80億人もの人が生きていて、亡くなっていく。その死は誰であれみな、悲しいものですね。幸いにして... -
パリのオペラ・ガルニエは来年1月で完成から150年。記念イベントを年間通じて開催
パリ・オペラ座は来年1月5日で完成から150年。つまり1875年1月5日に完成したわけだ。ここがガルニエと呼ばれるのは、建築家の名前がシャルル・ガルニエだったから。そもそもの発端はナポレオン三世が立ち上げたプロジェクトだったのだよ。長らくパリのラン... -
バイエルン放送響の新しい首席チェリストに24歳のドイツ人
ティル・シューラー24歳、ドイツ生まれのチェリストがバイエルン放送響の首席チェロのオーディションに合格した、ということだそうです。素晴らしいことですね。おめでとうおめでとう、おめでとう。明るい未来に拍手を。 若い世代がこうしてバーン!と出て... -
ケント・ナガノ、スペイン国立管弦楽団・合唱団の首席指揮者に
ケント・ナガノの耳の良さについては大学の後輩から話を聞いたことがあって、めちゃくちゃ耳がいいんですよ、めちゃくちゃ細かいところまで聞こえてるんですよ、ということであった。 音楽家に求められる能力の一つに、ていうか絶対的に必要な能力に、耳が... -
ベルリン・フィルが実施する、妊婦を対象としたリサーチ。音楽が妊婦や胎児にどういう影響を及ぼすかを調査中。
不思議なというか、興味深いというか、一風変わったリサーチをベルリン・フィルがやっているということを今日知りました。炎のゴシッパー、ノーマン・レブレヒトさんありがとう。 しかしベルリン・フィルもいろいろな事をやっていますね。Beフィルも面白か...