そうか江戸ちゃんも82歳、この6月で83歳なのか。
はじめてエド・デ・ワールトの名前を目にしたとき、なんか不思議な名前に感じられて、お江戸っぽいというか、そういう奇妙な感覚を覚えてふわふわと眩暈を感じたのですが、皆さんはそんなことはなかったでしょうか。
指揮者は音を出さぬ。なので、高齢になっても演奏が可能、という考えもあって、偉大なるブロムシュテットのように実際に90を過ぎてご活躍される方もないではないが、人によってはやはり引退しようかねという方もおられる。たとえばオランダの巨人ハイティンクもそうでしたね。
オランダ人指揮者というのもの、引退を好む傾向があるのかもしれない（全く深く考えずに書いているのでどうぞご容赦下さい）。
この記事によると、決断は唐突にやってきたそうです。「昨日の朝5時半、リハーサルをするために起きたところ、自分は何をしているんだろうと思ったのです。足がぐらついて、、、ベストを尽くせる自信がなくなったのです」。ってものすごい理由や。いや、理由はひとそれぞれですね。ぽきっと折れちゃったんだね。こうして唐突にやってくることもあるのだ。常に備えるべし。
日本のオーケストラにも客演していたから、日本でもよく名前を知られていた指揮者の一人では内でしょうか。エド様というと、どこの指揮者というイメージが最も強いでしょうね。オランダ放送フィル？ロッテルダム・フィル？それともサンフランシスコ響？ニュージーランド響？
いろいろなオーケストラで音楽監督をしているだけに、人生の様々な時期で、さまざまな見え方があるでしょう。
お疲れ様でした。ハッピーリタイアメント！愉快で楽しい老後を過ごされる事をお祈り申し上げます。音楽業界っていうと、裏方にいる人も（隅の隅におります私を含め）、なかなかリタイアをしない傾向はありますが、私もいつかリタイアする日がくるのであろう。満足感とともにリタイア出来るよう日々精進いたします。みなさんも精進しようぜ！
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