今日ではなくておとといなんですけれど、ピアノ界のレジェンド、メナヘム・プレスラーが99歳になりました。1923年12月16日生まれ。ボザール・トリオの創設者にして最後までピアニストを務めた人物。小さな偉人。なおボザール・トリオは1955年創設。昭和30年です。後楽園遊園地が出来た年です。
さすがにもう公の場には顔を出していない、ハッピーリタイアメントをエンジョイされているのだと思います。個人的にはやっぱドゥムキーかな。フィリップスのCD、何度も聴いた思い出。
ピアニスト誌にずらっと過去から最近までのピアノ演奏が並んでおりました。
最新映像は2018年であります。YouTubeで検索してみてもいいんですけど、上のリンクからずらっとご覧になるとなんと長い間活躍されてきたのであろうということがまるわかりなんでおすすめ。一番古い映像すなわち1972年(50年前)の時点でもう「いいおじさん」ですから。90年以上ピアノの前に座り続け、聴衆の前で演奏し続けたというのはひたすらに伝説であります。ひたすらにすんばらしいことです。
いや待て待て、日本には100歳を超えてまだ現役というおそるべきピアニスト、室井摩耶子さんがおられるじゃないか!左様。いずれのケースも素晴らしいことであって、ピアニストは長生きすることを証明できているのではないでしょうか(言い過ぎか)。
ピアノを弾くことは心身共に健康をもたらすものですので、今日もプレスラー先生や室井先生のご健康を祈りながら、ピアノをエンジョイしようではないですか。あまり難しい作品に挑戦してイライラが募らないようにだけお気をつけください。
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