弊社はじまっていらいのビッグプロジェクト(出演者の数が多いという意味も多分に含まれます)が、今月末にやってくるベルリンRIAS室内合唱団です。
6年ぶりの来日となりますが、12月3日の読響の公演も完売しており、11/28木の神奈川県立音楽堂の公演も残席がほぼほぼなくなってきまして、あと20枚を切りました。買っていただいた全ての皆様に感謝を申し上げます!そして、どうしようかとお考えの方は今すぐご予約ください。チケットぴあとチケットかながわで打っています。
「合唱のチケットは売れない」というのが我々の界隈でのコンセンサスといいますか、共通の見解なんですね。合唱が好きな方は全国ものすごいたくさんおられるのですが、コンサートに来るのではなく、コンサートで歌いたいのだ、というのがその決定的理由とされますね。
売れないぞ、売れなかったらどうする!という強い恐怖感があるわけです。神奈川県立音楽堂の公演の主催はオフィス山根、すなわち金銭面でのリスクは自分にあります。200席や300席しか売れなかったらどうなる。父さんです。まちがえた倒産です。オフィス山根の終了を、お知らせいたします。
しかもこの円高、そしてエア代の高騰。どうすればいいのでしょう。チケット代金はかなり高いものにせざるをえませんで、大丈夫か果たしてハラハラ、でありました。
さすがに世界のトップなんだから売れるでしょう、などと軽い見込みでやったら大変なことになりかねません。いろいろ考えて、あんなことこんな手立てをうって、「がラガラ」リスクを下げるべく行動しました(詳細は秘密)。
その結果、取り立てて宣伝活動に専念しなくとも(今年の春から秋にかけて、力を割くだけの時間もなかったのですが)、ドカーン!・・・・・・ジワジワジワジワジワと、まるで浸透圧の実験かなにかのようにチケットが減っていき、ああ気がつけばこんなことに。弊社は今期もまた、生き残れることがここに確定いたしました。みなさまありがとうございますありがとうございます。
だが、完売しても実は終止は非常に厳しく、トントンかマイナスになりそうです(円安なんとかしてくれよ!)。なので、申し訳ございません。プログラムは売りプログラムといたします。プログラムもどうか買って下さい。いませっせとデザイナーの方とやりとりしていますが、買ってもいいかも、と思っていただけるような、かっこいいデザインになりそうです。
歌詞対訳ももちろんついておりますし、読み物も充実!!あ、対訳はもちろん、曲の最中にページめくりが発生しないように気をつけてデザインしてくださいとリクエストを出しています。対訳は、単なる訳にとどまらず、専門家によるこまかな脚注もついています(だがうるさくない絶妙な程度に!)。
プログラムは当日、神奈川県立音楽堂でしか販売いたしませんので、1000円札を握りしめてお越し下さい。
あと、前日の11/27にはこれまたレアなワークショップをやはり神奈川県立音楽堂でやっているので、こちらもぜひお越し下さい。むしろこっちを聞いたら翌日のコンサートも200000%楽しみが増すと思いますよ。
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