2024年5月– date –
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タングルウッド2024、ガラコンサート「タングルウッド・オン・パレード」を小澤征爾に捧げると発表
タングルウッドという言葉をご存じですか。小澤征爾と深く関係のある単語です。 小澤征爾はボストン交響楽団の音楽監督を長く務めたわけですが、そのボストン交響楽団が出演する夏の音楽祭ですね。今年の夏のプログラムはすでに発表されていたんですが、こ... -
ウィーン・フィル史上初、定期演奏会に女性指揮者。
来年の5月にウィーン・フィル定期演奏会を初めて女性が指揮する。1842年に活動を開始したウィーン・フィルの182年もの長い歴史上、確かに女性指揮者が指揮をしたことはあったものの、定期演奏会といういわばオーケストラにとって最も重要な「顔」「プライ... -
明日はチケットの発売日なんです。9/11(水)中川優芽花ピアノ・リサイタル浜離宮朝日ホール
不思議なことに、いや、不思議でもなんでもないのかもしれませんが、このブログでアクセス数が多いものとそうでないものがあって、その傾向としてですが、弊社の主催公演に関する情報を書くとアクセス数がガクンと落ちるという悲しいジンクスがあります。... -
メトロポリタン歌劇場のレディース・ウィーク
昨夜、来週の出張の宿をネット予約しまして、送られて来た確認メールを見返したら「レディースフロア」と書かれていた。ああ、と残念な気持ちになりながらキャンセルして別の宿を取り直しました。 レディースフロアは男性は予約出来ないような仕組みにして... -
似ている?似ていない?パヴァロッティ像がペーザロ市に登場
ペーザロという街の名前に反応する人たちがいるとすれば、それはロッシーニ狂いのあなたがたあたりであろう。 そうだ、ロッシーニはペーザロで生まれたのだ。失敗作や大失敗作もあったが、あたりも多く、ヨーロッパ全土に名前を馳せたよ。いまでもペーザロ... -
バレンボイムがニューヨーク・タイムズに寄稿
ゲスト・エッセイな。 バレンボイムはまだまだ精力的ですね。肉体の衰えはあっても、こうしてニューヨーク・タイムズに寄稿しようという意志。恐るべきことと思います。 何を書いているのか。ベートーヴェンの第九について。なんでベートーヴェンの第九な... -
エリザベート国際コンクール(今年はヴァイオリン部門)、本日スタート
よーい、スタート!! 我が家でこれをやると子ども達が一斉に走り出すのだ。 こういうことを書けるのもあと数年であろうと思うと涙が出る。ギタリストのシャビ・ディアス=ラトーレが去年言っていたのですが「自分にも娘がいて、もう成人しているんだが、... -
ドゥダメルはなぜパリ・オペラ座を辞めたのか
ドゥダメルといえば、ベネズエラで生まれた「エル・システマ」の最高の成果というか、もっとも有名な存在で、クラシックの後発国つまり日本における小澤征爾、韓国におけるチョン・ミョンフンみたいな立ち位置の人ではないかと勝手に私は思っていて、それ... -
スティーヴン・ハフがコンサート中の動画撮影を許可
先日、バーミンガム・シンフォニーホールが演奏中の撮影を推奨している件についてお伝えをしたわけです。 https://officeyamane.net/birmingham-smart-phone クラシック音楽のコンサート中に写真や動画を撮影をしてよいかどうか、この点に関しては否定的な... -
フジコ・ヘミングの思い出
私のような人間がフジコ・ヘミングさんと縁が、、、それがあったんだな。 本当に最晩年、数回だけでしたが、私はご縁を頂戴し、舞台を共にしたことが何度かあります。 えっ!!舞台を共に!! そう興奮しないで。舞台を共にといっても共演したわけではなく... -
ウィーン・フィル首席ハープ、アンネレーン・レナエルツがアスコナス・ホルトと契約
ベルギーのお名前もなかなかカタカナに落としにくいと思うんです。それをいったらどこの国のお名前だってそうでしょうと言われるかも知れませんけれど、相性の良し悪しはやっぱりあって、イタリアやフィンランドなんかは難しくなかったりもする。 ベルギー... -
ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスが132年ぶりに名称を変更
ロンドンにありますロイヤル・オペラ。近年では長らくアントニオ・パッパーノ(何度でも言いますがイギリス生まれのイギリス人です)が率い、そしてチェコ出身のヤクブ・フルシャが来年の秋(2025年9月)から音楽監督になることが決まっております。フルシ...