2023年– date –
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楽章間に拍手をするのはいけないことなのか
定期的に話題になることです。 クラシック音楽において、楽章間の拍手は許されるのかどうか。いや、そもそも許す許さないという言葉を使うことが間違っているように思うのですが、クラシック音楽には「楽章間では拍手をするべからず」という暗黙のルールみ... -
バイロイト音楽祭の悩み。メガネが足らん。
バイロイト音楽祭が幕を開けたようです。伝聞推定なのは、実際に自分が行ったわけではないから。今日もアームチェア探偵、いや、こたつ記事であります。 「こたつ記事」っていう言葉、古いからそろそろアップデートしないといけないね。そもそも自宅にこた... -
リストが1847年に演奏したオデーサの歴史的ピアノ、空爆で被害
オデーサにが空爆を受け、大聖堂など様々な建物が被害を受けたという痛ましいニュースを目にしていましたが、「科学者の家」という1832年建築の建物も被害をうけたようです。そこにはピアノの歴史における偉人中の偉人、フランツ・リストが1847年に演奏し... -
韓国人の名前はどうやって読めばいいのか問題
シドニー国際コンクール2023の結果が出ました。韓国人が優勝です。おめでとうおめでとう。お名前はJeonghwan Kim。ふむ。もう一回書きますね。Jeonghwan Kimです。あなた、読める?わたし読めない。キムは読めます。でもJeonghwanが読めない。 Jeonghwan K... -
アルゲリッチはいまどこに、ブエノスアイレスに。
現役世界最高のピアニストは誰だ。マルタ・アルゲリッチだ。異論は許さない。 80歳を過ぎてなおアグレッシブな活動を続けるマルタ大先生の事はみんな大好きだ。アルゲリッチを認めないなどという人は単に性格がひねくれているか、もしくは性格がひねくれて... -
9月から11月まで、東大和ハミングホールで講座を開催します
前回の講座が大好評!につき、おかわり(再度のご依頼)をいただきました。再来月、つまり2023年の9月から11月までの金曜日の午後、東大和ハミングホールにて全6回の講座をふたたび開催させていただきます。今回はクラシック音楽の名曲の誕生の裏側にいた... -
ベートーヴェンの頭蓋骨の破片がウィーンへ帰還
ベートーヴェンの頭蓋骨って、旅に出てたんですって。知らなかったです。そんなこともあるんだね。あるんだなあ。 ハイドンの頭蓋骨については死亡後わりとすぐ墓から盗まれて人から人へ、150年ぐらいさまよってようやく身体のもとへ帰還、という逸話があ... -
爆裂に高い航空券代に悶絶。エコノミー1枚29万円から。
ヨーロッパに行こうとしています、来月。久しぶりです。私がブリュッセルに住んでいたのは2003-2006の3年間。その後しばらくずっとご無沙汰して2013年に最愛の妻とフランスとイタリアに行ったのが最後で、今回実現すると10年ちょっとぶりということになり... -
クラシック音楽家が日本に来たいという理由① 失せ物が出てくる
①とか書いてますけど、②以降があるとは言っていないので要注意だ。気が向けば②も書きますね。 その昔ジバングと呼ばれていた頃から「金色の寺がある最果ての異国の地」「いつかは行って見たい夢の国」みたいな印象だったのでしょうか。日本に対する憧れみ... -
グレゴリオ聖歌で有名なソレム修道院の写本、約40万ページのオンライン化計画
ソレム・サン・ピエール修道院というと「グレゴリオ聖歌」とすぐに出るぐらいに有名なところです(たった今知った知識を偉そうにひけらかすやつ)。 それよりも私はその昔、ソレム天神っていうアパートに住んでいたことがあるんだよね。ソレムってなんだろ... -
ドイツ人ヴァイオリニスト、母のおよび仲間のオーケストラ奏者の毒殺未遂容疑で告発される
ドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団で演奏する62歳のヴァイオリニストが告発されました。昨年9月に老人養護施設で暮らす93歳の母親の食べ物に殺鼠剤を混ぜ毒殺しようとした、また同じ月に、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団のツアー中... -
指揮者がオペラで目隠しで指揮→大ブーイング
世の中いろいろな方がいらっしゃいます。 いや、人のことを語るよりなにより、私自身もそういう風に思われているかもしれません。あの人はどうだだのその人だああだだのあまり言うべきではないのでしょうね。明日は我が身というか、今日も我が身、昨日も我...