2023年3月– date –
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躍進するアンドレス・オロスコ=エストラーダ。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のGMD(音楽総監督)に。2025年から
春は出会いと別れ。 長男君も新しいクラスになって、クラス替えがあって、担任の先生もたぶん変わるのであろう。 ドイツでも新しい出会いが生まれたということで実に喜ばしい。ケルンと言えば、ケルン大聖堂、薄味のビール「ケルシュ」、そしてケルン放送... -
アメリカの若いアーティストに与えられるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント2023受賞者が発表(過去にユジャ・ワン、ヒラリー・ハーンなどが受賞した大変名誉な賞)
アメリカの若者(永住権を持っている人もOK)に与えられるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント2023がおととい発表になり、19歳でイスラエルフィルの首席を務めた女性コントラバス奏者ニーナ・バーナット(上画像の方:公式サイトhttps://www.nin... -
東海道・山陽新幹線に「特大荷物コーナーつき座席」が登場
音楽家をともなっての移動は大きな荷物を伴うことも多く、様々な場面でちょっとした気配りが必要になってきます。段差、階段、公共交通機関。ここでスムースにいけるかどうかは、音楽家たちのあなたへの評価へと直結する地獄の一丁目一番地だ。 さあそんな... -
2023年の、ナンバーワン・コンサートが決定(2ヶ月ぶり2度目)
先日、今年のベストコンサートが決まったとか偉そうに書いたことをここに深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。いやもちろんこれはこれで凄かったんだろうなと思いますけれど↓ https://officeyamane.net/yuja-wang-played-5-rachmanin... -
本日(2023年3月27日)、静岡放送SBSラジオ出演最終回
プロデューサーの方からご連絡を頂戴し、昨年7月からSBSラジオの番組「ふくわうち」のコーナー“ふくアカデミア”に毎週月曜日、電話にて出演をさせて頂いておりました。 当初は3ヶ月で、ということでお話を頂きました。大変ありがたいことに面白がっていた... -
オフィス山根の業務シリーズその②: コンサート制作請負
皆様ごきげんよう、クラシック音楽にまつわるあらゆる業務を担うオフィス山根です。 いや、あらゆるは言いすぎかな、じゃああれはどうなのこれはどうなの、と言われたら「ごめんなさい出来ません」ということもあるかもしれないんで、あらゆる、と言い切る... -
世界一の巨大洞窟でオーケストラのコンサートを。ゲストはヨーヨー・マ
馬と書いて友がふたつ。つまり、馬友友と書いてヨーヨー・マ。あるいはマ・ヨーヨー。世界的チェリストです。このブログを読んでいる方なら大抵の方はご存じのお名前ですよね。知らないという方、いらっしゃますか。恥ずかしいことでも何でもありません。... -
解散の危機に陥っていたウィーン放送響およびBBCシンガーズ、解散計画がそれぞれ撤回と一時停止。
ウィーン放送響とBBCシンガーズ、ともにこの数週間ずっと解散の危機で関係者の胃はキリキリと痛んでいたのに違いないのです詳細は以下とか私の書いたブログもお読み頂けますと幸いです。読んで頂けたら嬉しくて涙が出ます。ワンワンワン(泣いた音)。オワ... -
ベートーヴェンの死因を毛髪から調べた結果、B型肝炎である可能性が指摘される。
ベートーヴェンの死因はこれまで肝硬変とか肝臓の病気であると言われていたんですが、髪の毛のDNA鑑定をしたところ、B型肝炎のDNAの痕跡がある、ということで、その結果として肝臓が冒された可能性があるということが解ったのだそうです(ただし100%確実で... -
世界の音楽大学ランキング2023に日本の大学の名前なし
一番じゃないとだめなんですか?はい、だめなんです。 芸術とか文化とか音楽とかっていうのはそういう物差しでは測れないということはハンドレットも承知なわけですけれど、しかしやっぱり日本人として、パフォーミングアーツの大学の世界ランキングに日本... -
先日来日したイタリアの若きピアニスト、フィリッポ・ゴリーニがフランコ・ブイトーニ賞を受賞
ビバ・イターリア! 私が10年ほど前にミラノ発パリ行きの飛行機に乗った時、やたらと客室乗務員のおっちゃんのノリが良くて、ぺちゃくちゃ喋りまくった挙げ句に発した一言である。私は思わず吹き出してしまった。 なんという直球勝負。そこがイタリアの良... -
休憩中の音楽家は何をしているのか?
クラシック音楽のコンサートって、たいてい休憩時間、ありますよね。ない時もたまにはありますけれど、たいていあります。途中で休憩が入ると、ほっとするというか、特別何かをするわけではないけど、緊張をいったん緩めることが出来る。そのリラックスタ...