ヤメン・サーディ、多忙な男がいよいよ明日リサイタル・デビュー

今日もリハーサルをやっています(上のお写真は昨日の模様です。あ!おんなじ服や!とか言わないでくださいね)。しかしここへ来て突然、私の左手中指が腫れてきてほんの少し困っています。ちょっとピリピリと痛いですね。皮膚科に行きたいですね。でも包帯でぐるぐる巻きにされると文字が打てないから困りますね。

うん、ヤメン・サーディがウィーンに帰ってから行こう。そうしよう。

さて、いよいよ明日となった浜離宮朝日ホール公演ですが、私は何をしているのか。リハーサル部屋の廊下で公演の準備をやっているわけですが、準備をしながら気分転換というか現実逃避というか、こうしてブログを書くことにしたわけだ。

それにしてもウィーン・フィルのアジア・ツアーの直後にすぐまた2日間のリハーサルをして、2日間連続コンサートというのはとんでもなく忙しいことだと思うのですが、ウィーン国立歌劇場そしてウィーン・フィルは目が回るぐらい忙しいのが基本なので、連日のコンサートというのも本人的には全く気にならないそうです。

そしてもちろんこの「気にならない」というのはヤメン・サーディだけに起こっている現象ではないというのは、ウィーン国立歌劇場やウィーン・フィルの音楽家たちと仕事を共にするあらゆる関係者から聞くことでもあります。彼らはめちゃくちゃに演奏会が入っていてもびくともしないどころか、むしろ空き日があったら不安がられる、みたいな。とんでもないケースでは、誰とは申しませんが、空き日があったら怒り出すような人もいるとか漏れ聞きます。背の高いス・・・・なんとかさんだったかもしれませんね(これだけの情報だとさすがに絞りきれんやろ)。

休みがあると不安になるとか怒り出すとか、どんだけ仕事が好きやねんと思いますが、好きこそものの上手なれとも言います。習うより慣れよとも言います(ちょっと違うか)。そうやって得た大量の経験が、様々な指揮者や歌手との大量の共演が、ちょっと緩い感じといいますか、ゴリゴリに削ったわけではない空気感のある室内楽を生み出すのでしょう。

ヤメン・サーディのインタビューは11月16日木曜日の朝日新聞にもがーん!と大きく出ているのでぜひお読みください。オンラインも、無料では一部しかよめませんがここにあります

明日はリアル室内楽なので、手練れのピアニストである沢木良子さんとのチョウチョウ&ハッシ!!もご堪能頂ければ幸いです。

チョウチョウ&ハッシであります。当日券なら18時から発売です。お待ち申し上げております!

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