アーティストのビザ取得にまつわる業務も着々とオンライン化している件について

在留資格認定証明書はオンラインで申請できるしやっている、と、ある人から聞いたのは2週間ぐらい前のことです。

在留資格認定証明書とは何かというと、海外からアーティストを日本に呼んでコンサートをやってもらうために必要なもの、つまり「ビザ」を取得するために必要な書類です。日本側でこの「在留資格認定証明書」を取得して、それを本人や代理人に送って、各国の日本国領事館へと行ってもらい、ビザを申請して貰うわけですね。ビザ取得までには①日本で、②住んでいる国で、の2回申請をするという作業が必要なんです。とくに①の部分でいろいろと書類を揃えないといけません。海外から演奏家をお呼びするのには意外と手間がかかっているんですよ。うふふ。

この在留資格認定証明書はずっとA5サイズの「厚い紙」でした。申請すると2週間~3週間ぐらいで郵送されてきたわけです(封筒と簡易書留代はこちらで準備&負担)。いや、最近はむしろ7~10日ぐらいで出ているような気がする。じつに迅速で嬉しい。そしてこの受け取りについて、昨年からメールで出来るようになった!ということは知っていましたしありがたくその仕組みを利用させて頂いていました。メールだと超便利なんですよ。物理的な紙がない=郵送にかかる時間のロスがなければ、送料もいらないから。

コロナの最中にこの厚紙を送ったときなど、FedExで送ったのにパリのシャルル・ド・ゴール空港で謎の遅延が発生しまして「10日ぐらい空港でおねんね」という超絶やきもき案件も体験しました。毎日FedExに電話して、どうなってますかお願いしますねと連絡をしまくったのでした。結果的にギリ間に合ったからよかったものの、肝が冷えましたよね。

でももう大丈夫、メールで送るから。メールなら数秒後には地球の裏側に届くし、郵送料も無料だ!!

で、この在留資格認定証明書の受け取りだけでなく申請の方もどうやらオンラインで出来るようになったらしい、というのも、前から聞いていたんですが、「オンラインはどうもめちゃくちゃ複雑というかほぼ無理ゲーだぞ」という、そういう噂もあって、私はというと、申請は品川へ、受け取りはメールで、ということをこのところやってきていたのですが。

なんということでしょう!!

申請ももうオンラインでやっているよ、と複数の音楽事務所の人から教えて貰ったのでした。申請別に無理ゲーなじゃいよ、と。なんということでしょう!!驚愕した私はさっそくとオンラインで申請する方法について調べ始めているのですが、うむ、やはりさほど簡単ではなさそうな気がしている。

でも最近入国管理局がそれほど混んでいないように思うのは、みなさんがオンラインに移行しているからでしょうか?ここんとこずっと待ち人数が一桁、2人とか5人とかのような気がする。不思議だと思いながら先週金曜日に申請に行きましたら奇跡の56人待ちで、2時間近くかかったのでした。

空いていたのはたまたまなのかなんだったのか。それとも混んでいたのがたまたまなのかうむ。どうなってんのかよくわからん。引き続き研究したい。

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