ディオティマ弦楽四重奏団はご存じでしょうか。現代フランスを代表する現代音楽のスペシャリストで、ギンギンにギンギンな音楽をたくさん演奏してきたやばいやつらなんですよ。どれぐらいやばいかっていうと、、、。
「ねえ、うまいウナギを食べたいんだがどこがいい?」「今日は俺の誕生日なんだが神戸牛のスペシャルな店をおしえてくれよ」「僕はね、全然おなかへってないの。小鉢だけでいいの」。なんやそれは!
それぐらいやばいと思ってくれたらそれでいい。
とりあえず昨日の昼は鯛の出汁のパンチが効いたラーメンをみんなでわいわいと食べたのだが、果たして今日はどうであろう。
オフィス山根を頻繁にチェックしていただいている方々はよくよくご存じと思うのですが、いま弊社の招聘アーティストが2組、東京にいるわけなんですよ。ところがである、弊社にブログを書ける人間は一人しかいないようなので、それが何かというと、このツアーブログもまだらになることをご容赦いただきたい、ということです。
昨日のリハーサルはおよそ6時間。カルテットという生き物は、リハーサルをする生き物なんですよ。ゆっくりと、繰り返し、音程をチェックする。時にはうまくいかず、気持ちが落ち着かないこともあるだろう。しかしそれでもひたすらにリハーサルをする。
昨日は日本のお二人(ヴィオラ安達真理様、チェロ中実穂様)に加わっていただいての《浄夜》のリハーサルもあり(歌が入る第2番のリハは今日だけ)、その様子をフランス紳士(ムッシュー・シュヴァリエ)に尋ねましたところ、とてもいい、とてもいい、とてもいい、と連呼しておいでだったので、これは期待が出来る!
どうしてもシェーンベルクにはじんましんが、ちょっと、、、という弱気な方は最後の大団円、浄夜だけを聞きに来る、ということも一つの手段として可能かもしれないし、弱気な方でも、苦手意識克服のために2時から缶詰になる、というのもOKだ。どうかいますぐ東京・春・音楽祭のサイトからチケットを購入して明日に備えていてほしい!トークもついたゴージャスかつロングな全6時間弱のこの公演、私が保証しますけれど、一生ものですよ!!
なお、誰のためにもならないスケジュール説明を致しますと、昨日は、本ブロガーはディオティマ弦楽四重奏団のリハーサルに立ち会い(マチェイ・スクシェチュコフスキは昨日は「お休み」)、今日のリハーサルはというと別の人つまりI氏、別名チャラNさんが立ち会ってくだすっている。私はというと、マチェイ・スクシェチュコフスキを引き連れ、朝日新聞の東京本社ビル、つまり浜離宮朝日ホールに突撃をすることになっているので、どうか古楽好き、ポーランド好き、バッハ好きの皆様、今夜は東京都中央区でマチェイ祭りを堪能しようぜ!!
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