素晴らしいことだ。マイケル・ティルソン・トーマスは長くユースオーケストラの指導もしていたわけですが、こうしてサンフランシスコ音楽院の特別教授に迎え入れられました。サンフランシスコ音楽院は1917年創立。メニューイン、クロノス・カルテット、アイザック・スターンなどがこの音楽院で学びました。伝統のある学校ですね。今年で創立107年。人一人分の人生よりも長い。
これまでにも創立100年記念イベントを含めティルソン・トーマスはこの音楽院とはさまざまに関わってきたようですが、今後個別指導、学生オーケストラの指導、指揮のマスタークラスなどが計画されているようです。個別指導は相当に魅力あるやつや!!
就任を祝って、録音レーベルのペンタトーンはマイケル・ティルソン・トーマスの18作品を収録したデラックス版CDとデジタル版を発売するとのこと。その収益は本人の希望により、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の脳腫瘍センターに寄付されるそうです。
膠芽腫との戦いを諦めず、新しいプロジェクトを、続々と、ではないにせよできる範囲で進めて行くこの姿勢には勇気づけられますね。俺らもがんばろうぜ!とりあえず今日もコーヒー飲もうな!今夜はみんな、浜離宮朝日ホールに、鮮烈なる若者を聞きに集結してちょんまげ。なあ、最後にちょんまげつけるいい方って、誰が考えたん?
そうでなくともティルソン・トーマスは今年まもなく80歳。このアメリカの偉人なる存在からいろいろ学びたい若者は、飛べ!サンフランシスコ!
まるでサンフランシスコそのものが飛んでほしいようないい方をしてしまっていることを深くお詫びしたい。
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