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キリル・ペトレンコがR.シュトラウスの《ばらの騎士》を振ってミラノ・スカラ座にデビュー
ペトレンコは21世紀のカルロス・クライバーとなりうるか。 いや、そもそもカルロス・クライバーと比較することが間違っているような気もしますけれど、どうなんでしょう。ベルリン・フィルは定期的に指揮しているものの、それ以外の活動はあまり多くないよ... -
ファビオ・ルイージのインタビュー、オペラワイヤー
オペラワイヤーにファビオ・ルイージのインタビューが掲載されました。おもしろいわ。本来的にはワーグナーの《指輪》を、オペラのオーケストラではないダラス交響楽団でやることに関するインタビューなんですけど、おもしろいこといっぱい言ってはるわ。 ... -
マウリツィオ・ポリーニの最後のスタジオ録音が来月リリース
おれたち、わたしたちのポリーニが亡くなったのは今年の春。2024年3月に82歳で亡くなりました。私はあまりポリーニのよきファンではなかったかもしれませんが、みなさんはポリーニの弾く何を一番聴きましたか。 私もショパンエチュード含めいろいろ聴いた... -
指揮者クリスチャン・ティーレマン、腱の手術でスカラ座の《指輪》を全キャンセル
ティーレマン手術でキャンセル、という文字が最初に目に入ったので、何かシリアスな病気だったりもするのだろうか、とも一瞬思いましたが、腱(けん)の手術ということなので、指揮者の職業病とまでは言わないかもしれませんが、何らかの理由でどこかの腱... -
パオロ・パンドルフォの超絶バッハ3時間に横浜で悶絶者続出
悶絶者が、続出したって?ほんとうか?ほんとうです。ありとあらゆる賛辞が集まったとてつもない夜でした、本当に。昨夜は。 この投稿をInstagramで見る Office Yamane Tokyo(@office_yamane)がシェアした投稿 それにしてもパオロ・パンドルフォは頑丈だ。... -
弦楽四重奏の最も重要なコンクールの一つ、パオロ・ボルチアーニ国際2024の覇者はフィボナッチQ
若き弦楽四重奏団のための国際コンクールで最も重要なものの一つがイタリアのレッジョ・エミリアで行われているパオロ・ボルチアーニ国際。1987年から行われていて、カルミナ、アルテミス、クス、パシフィカ、パヴェル・ハース、ベネヴィッツ、ドーリック... -
「パガニーニの唯一の弟子」による録音が見つかる
見つかる、と書くのは正確ではないかもしれませんが、見つかったというか、もともと存在が知られていて、別の人すなわちアウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)の録音だと思われていたものが、実はパガニーニの唯一弟子と言われるカミッロ・シヴォリ(1815... -
ミラノ・スカラ座の次期総裁はイタリア人(20年ぶり)。音楽監督も交代へ。
世界のオペラの殿堂、ミラノ・スカラ座。ここの総裁はいま、フランス人のドミニク・メイエがやっていることはご存じでスカイ?知らない?なるほど。 いろいろガタガタあったようですが、このたびドミニク・メイエは2025年8月1日付けで引退することとなり、... -
ポリーニ、死す
ポリーニがついに。82歳。 クラシック音楽が好きという方であれば、それぞれがそれぞれの思いを持って訃報に触れられたと思います。 私にとっては最もCDを聞いたピアニストの一人。18歳で優勝したショパンコンクールではルービンシュタインが「すでに審査... -
パガニーニのヴァイオリンが非破壊検査
非破壊検査って何なの。 壊さずに検査すること。非破壊検査ってどうやるの。X線を照射するとかそういうの。ふだんんはパガニーニの故郷、イタリアのジェノヴァに安置されているパガニーニのヴァイオリン、「イル・カノーネ」(大砲、の意味)のニックネー... -
パオロ・パンドルフォ、出足好調
パンドルフォ濃いめ週間です。みなさま、8月7日(水)パオロ・パンドルフォ 無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバリサイタル《真夏の夜のバッハ》~J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会(長い)の先行予約がはじまりました。 人生初の、フィリアホールとの共催公... -
スカラ座でスマホが上演中に落下、最前列の観客にヒット
何が起こっても不思議ではないこの世の中。いろいろなことがおこるものだ。明日は我が身、自分が傷つけられる側にも、傷つける側にもなり得るのだ。このように世の中はとかくに生きにくいのだ・・・。 とペシミスティックになっていてもしょうがないんで、...