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作曲家サー・ジョージ・ベンジャミンに賞金6600万円(40万ユーロ)!
スペインの銀行、BBVAが設立したBBVA財団というのがあって、そこが毎年やっているフロンティアーズ・オブ・ナレッジ・アワード(知の最前線、ぐらいの意味ですか)なる賞があって、毎年いろいろなジャンルで活躍した人に40万ユーロ(6590万円)がドーンド... -
女性音楽家たちはまだまだ性別による差を感じているようだという話。
先々週末、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会に行ってきましたけれど、ファーストヴァイオリンはほぼ女性でしたね。たぶんミュンヘンから来ていたゲストコンマス以外全員が女性でした。ロビーで出会い梅田駅までご一緒頂いたK氏によると、最近... -
ボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞2024はレオンコロ弦楽四重奏団へ
ライオンハート。スマップと違うぞ。いや、スマップかも知らんぞ。 そんなことはどうでもよくて、レオンコロですね。来月日本に来ますよ。レオンコロ。名前が足りないの助けて!カルテット業界において(ほんまか)、抜群のセンスある名前を打ちだしてきた... -
BBCシンガーズはVOCES8財団の支援を受けて存続へ
一週間以上前のニュースでした。昨年6月以来解散の危機にあったイギリスのプロフェッショナル合唱団、BBCシンガーズは解散の危機をとりあえず免れたということであります。 どうしてかというと、VOCES8財団が支援に名乗りをあげたから。「ヴォーチェス・エ... -
ガーディナーの復帰、延期に
サー・ジョン・エリオット・ガーディナーは昨年夏の暴行事件が明るみになって以来(歌手に暴言+平手打ち)、活動を全面的に停止したままとなっております。 今年の3月にヘンデル《エジプトのイスラエル人》を持ち歩いてツァーする(3/18バルセロナ、3/20... -
リーズ国際コンクールに新ルール導入
リーズ国際コンクールと言われて詳しい方ならルプー、ペライア、シフ、内田光子、フォークトといった名前が出てくるでしょう。シーララ、ソヌク、グリャクぐらいまで出てきたら相当で、前回の覇者ベイセンバエフはカザフスタン人、98年生まれ25歳とまで言... -
ハレ管が20年かけて作成したアーカイブをオンラインに掲載。とりあえず1858年から1990年まで分。
20年かかったらしいんです。むちゃくちゃかかってるな。 アーカイヴを作成するというのはものすごく時間がかかるし、控えめに言ってかなり面倒な作業であることは間違いないのです。やらないかんよなリストには入っているが、常に「時間が出来たら」状態で... -
ジョン・エリオット・ガーディナーの復帰計画
世の中には業界用語というものがありまして、それはどの業界でもそうでしょう。中にいる人しかわからない言葉なので、外の人からするとほーさよか、と若干~相当引かれることもあるので気をつけないといけないのです。 クラシック音楽業界的にMTTと書けば... -
オペラが引っ越しするとはどういうことなのか
日本では文化庁が京都に行っていますがその実際はどうなのでしょうか。イギリスではイングリッシュ・ナショナル・オペラがとうとう2029年までにマンチェスターに行くということが決まって、関係者に動揺が走っているようです。 ENO and Greater Manchester... -
元バレエダンサー、イングリッシュ・ナショナル・バレエの音楽監督に
オーケストラ奏者が指揮者に転身という話はよく聞くわけですけれども、バレエダンサーが指揮者に転身したという話は初めて知りました。私が知らなかっただけで、ときどき、あるいはしょっちゅうあることなのかもしれないんですけれども。 Estonian conduct... -
協奏曲の演奏中に2回、弦が切れる
欧米で人気を誇るチェリスト、シェク・カネー=メイソンがパリのフィルハーモニーでショスタコーヴィチのチェロ協奏曲を演奏中に弦を2回切ったというお話です。切ったというか切れた。自ら望んで弦を切る人はいないから。不可抗力ですね。弦ちゃんはいつ切... -
ヨーヨー・マのピアニスト、引退へ
※今年いっぱいで、と書いておりましたが「来年いっぱい」の誤りでした。お詫びして訂正いたします※ 世界的チェリストのヨーヨー・マと長年デュオを組んでいるのは、キャサリン・ストット。スコットじゃなくてストットであることに注意をしたい。初めてこの...